PayPal(ペイパル)で海外からの送金を受け取るには?手数料・レートを解説!

TransferWise
28.02.19
この記事は1分で読めます

(アップデート 2019年5月21日)

世界最大級のオンライン決済サービス『PayPal(ペイパル)』は、日本でもECサイトの決済などによく使われていて、馴染みが深いですね。PayPalはまた、海外への送金や支払いの受け取りにも活用できます。銀行口座などの情報なしにメールアドレスだけで送金ができる点が特に便利です。

この記事では、海外からの送金をPayPalで受け取りたい人のために、手数料や為替レートなどの重要情報をまとめてご紹介します。

PayPalを使って、アメリカから1000ドルの支払いを日本円に両替して受け取る場合にかかる手数料

プロバイダ 受け取り手数料 通貨換算・為替レート  受け取りにかかる合計手数料
PayPal PayPal(商用支払いとして受け取る場合) 受取額の4.1%+ 40 円 リアルレート+3.5%の為替手数料 76ドル+40円(約8,396円)
PayPal(個人間送金を受け取る場合) 0円 or 通貨換算手数料(為替手数料) リアルレート+3.5%の為替手数料 0円 or 35ドル(約3,848円)
TransferWise TransferWise 0円 リアルレート 0円

2019年5月20日18:42(GMT+2)時点

PayPalで海外からの支払いを受け取る際には、受取手数料だけではなく、為替手数料がかかります。一方、海外送金に特化したTransferWiseのようなサービスでは、実際の為替レートを使っているので、PayPalだけでなくその他の銀行やプロバイダと比べてもより多い額が受け取れる可能性が高いです。

PayPalでの海外送金受け取りにかかる手数料:為替レート・為替手数料に注意

商用支払いか個人間送金(友達や家族への送金)かを確認

ここでは、PayPalで海外送金を受け取る際にかかる手数料について具体的に説明していきます。

上の表でも説明したように、PayPalで海外から送られたお金を受け取るためには、受取手数料がかかります。

PayPalの受取手数料は、

  • 商用支払いを受け取る場合、「受け取った金額の4.1%+40円」(受取額が30万円以下の場合)
  • 個人間送金を受け取る場合「0円または通貨換算手数料を負担」

と設定されています。

まず、ここで気を付けたいのは、個人間送金(友達や家族への送金)についてです。最近、日本でも個人間送金が開始されましたが、このサービスは全ての国で利用可能な訳ではありません。

個人間送金が可能な国、例えばアメリカの友人・家族から送金を受け取る場合は、送金人は個人間送金を選択することができます。しかし、そうではない国から送金を受け取る場合、送金人は商用支払いでしか送金することができません。

どこの国が個人間送金が可能なのかどうかはPayPalはまとめた情報を公表していません。少し不便ですが、送金人に、家族や友人へ送金するという選択肢があるかどうか尋ねるのが一番でしょう。

個人間送金が可能な場合

個人間送金が可能な場合、受け取り手数料は格段に安くなります。アメリカの送金人が、受け取り通貨を日本円に設定した上で送金した場合、受け取り手数料は0円です。しかし、アメリカの送金人が米ドルのまま送ってきた場合、米ドルから日本円に換金するための通貨換算手数料3.5%が受取人側にかかります。事前に送金人とどのような送り方をするか話し合っておくといいでしょう。

3.5%(1000ドルの場合は35ドル)も為替手数料に取られてしまうのは、大きな痛手です。米ドルの場合は、3.5%で済みますが、通貨換算手数料は通貨によって異なり、最大で4%まで取られてしまうこともあります。

さらに受取額が5万円以下の場合、銀行に出金するのに250円の出金手数料もかかります。特にPayPalアカウントを普段から使うことのない人には、PayPalで海外送金を受け取るのはコストが高く、不便な事が多いかもしれません。

個人間送金が可能ではない場合、PayPalの海外送金受け取り手数料はさらに高額に...

上記の場合は、あくまで個人間送金が可能な場合の例ですが、そうではない国からの送金を受け取る場合、PayPalの手数料はさらに高額になってしまいます。

友達・家族からの送金であっても、「商用支払い」として扱われるので、ビジネスがカスタマーから支払いを受け取るのと同じ手数料が課されることになります。まず、受け取り手数料は、受取額の4.1%+ 40 円。そして海外からの送金であればもちろん通貨換算手数料がかかるので、受取額の3.5%がさらに引かれます。すると、合計で受取額の7.6%+40円かかることになります。これは、その他の海外送金プロバイダだけではなく、普通の銀行と比べてもかなり高い手数料と言えます。

PayPalで送金する際には、手数料のことも考慮に入れて送金者に送金してもらいたい額を伝えなければいけません。「受け取りたい金額が受け取れなかった!」なんていうことは避けたいですね。

PayPalに代わる、為替手数料0の安価で透明性の高い海外送金:TransferWise

数ある国際送金サービスの中には、より分かりやすく受取人の負担が少ないものもあります。その一つが「TransferWise(トランスファーワイズ)」です。TransferWiseは常にリアルタイムの為替レートを採用しているため、為替手数料は一切かかりません。さらに受取手数料も無料です。

「その分送金手数料が高いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、TransferWiseの手数料はとてもリーズナブル。送金人が自国内のTransferWiseの口座に入金したお金を、TransferWiseが受取人の国内で口座に入金するといった国内送金を活用したシステムを採用しています。こうした新しいシステムによって、手数料をとても安く抑えることができるのです。

TransferWiseでお金を受け取る仕組みは簡単です。受取人は、自分の銀行口座情報を送金人に伝えるだけで、受取人はアカウントを開設する必要はありません。送金人がTransferWiseのアカウントをまだ持っていない場合、こちらの使い方ガイドが参考になるかもしれません。

エストニアで設立されたTransferWiseは、世界で利用者数が500万人を超え、毎月の送金額は約4160億円を上回っています。今や世界的にメジャーな国際送金の方法であるといえますね。シミュレーションで手数料やかかる日数を試算してみてはいかがでしょうか。

PayPalで海外から送金・支払いを受け取るには?

ここから実際にPayPalで海外からの支払いを受け取る方法を見ていきましょう。

まず、PayPalで銀行口座情報を登録する

個人間送金を送金する場合も受け取る場合も、銀行口座の登録が必須です。送金人が銀行口座を登録せずに送金した場合、商用支払いとして扱われ、受取人に商用支払いの場合の受け取り手数料がかかってしまうので、くれぐれも注意しましょう。

  • ログインし、[ウォレット]をクリック

  • [カードまたは銀行を登録する]をクリック

  • 支払方法の登録で銀行口座を選択

  • 口座振替が可能な銀行を選択し、情報を入力 (※登録可能な銀行は、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行に限ります。)

  • 本人確認手続きが完了していない場合、画面で生年月日、職業、ペイパルアカウントの利用目的を入力

  • 銀行のページで口座振替手続きを完了させる

※10万円以上の送金の受け取りには、本人確認手続きが必要

PayPalでの受け取りの際に特に気を付けたい点が、10万円以上の受け取りには本人確認が必要になるということです。銀行口座を登録することで、本人確認も兼ねることができます。

銀行口座を登録しない場合、必要書類をアップロードして本人確認をする方法もあります。PayPalのホームページで詳細を確認して、自分に合った方法を選んでください。

PayPalで送金を受け取るには、下記のように様々な方法があります。1つずつ見ていきましょう。

受け取り方(1)メールアドレスを使って支払いを受け取る

PayPalでお金を受け取る最も基本的な方法が、メールアドレスを使ったものです。送金相手に自分のアカウントのメールアドレスを伝えれば、それだけで送金が可能です。この受け取り方法は、本人確認手続きが不要です。

受け取り方(2)PayPal.Meを使って支払いを受け取る

PayPal.Meは「paypal.me/paypaltaro」のような自分専用のリンクを作成し、送金相手と共有することで支払いをリクエストできる方法です。相手はリンクをクリックするだけで簡単に支払いができます。またこのリンクはEメールのほか、インスタグラムやFacebookなどのSNSでシェアすることもできます。PayPal.Me の利用には本人確認手続きが必要です。

受け取り方(3)支払いをリクエストする

マイページから送金人のメールアドレスを入力して、支払いを請求することも可能です。支払いを請求すると、相手にメールで連絡が行きます。利用前に本人確認が必要です。

受け取り方(4)請求書(インボイス)を送る

相手に請求書を送ることで支払いを要求することもできます。請求書はビジネスの支払いに適しており、無料のテンプレートにロゴや商品説明、割引、配送費用、支払通貨などを追加できます。複数の相手への送信や、定期的な送信にも対応しています。請求書もマイページから作成することができます。請求書(インボイス)の利用にも、事前に本人確認手続きが必要となります。

PayPal海外送金受け取りまとめ

以上、PayPalで海外からの送金を受け取る方法を説明しました。

また、PayPalでお金を受け取る際は、受取手数料に加え通貨換算手数料(為替手数料)など、非常に多くのコストがかかります。このような手数料のために満額が受け取れないという場合もあるので、事前にしっかりと確認することが必要です。

海外送金を取り扱うプロバイダの中には、TransferWiseのように受取人の負担が0円になるものもあります。ぜひ一度TransferWiseでの送金をシミュレーションして、受取額がいくらになるかを確認してみてください。しっかり必要な額が受け取れるように、相手に「TransferWiseで送って」と頼んでみるのもいいかもしれませんね。

PayPalの外国送金に関するお問い合わせ先

PayPalで海外からのお金を受け取る際、わからないことがあれば以下に問い合わせてみましょう。疑問点なく送金できることを願っています。

電話での問い合わせ(アカウントを持っている場合は、登録してある電話番号からかけるとスムーズです)

国内:0120-271-888(9:00~20:00)

海外・携帯電話:03-6739-7360(9:00~20:00)

インターネットでの問い合わせ

お問い合わせフォーム(ログイン後に利用可能)


ソース

  1. https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/merchant/paypal-seller-fees
  2. https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/ua/useragreement-full#personal_Exhibit_A
  3. https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/paypal-fees
  4. https://www.paypal.com/jp/smarthelp/article/paypal%E3%81%A7%E6%94%AF%E6%89%95%E3%81%84%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E5%8F%96%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82-faq1750
  5. https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/kyc-personal
  6. https://www.paypal.com/jp/smarthelp/article/%E6%94%AF%E6%89%95%E3%81%84%E8%AB%8B%E6%B1%82%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E8%AB%8B%E6%B1%82%E6%9B%B8%E3%81%AE%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82-faq2155

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