アメリカの銀行口座を開設するには:必要書類や手順を解説!日本でもできる?

TransferWise
26.03.19
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アメリカに長期の留学・赴任などで滞在する際、欠かせないのが現地の銀行口座です。給料の受け取りや家賃・公共料金・授業料の支払いなどには、銀行口座が必要です。この記事では、アメリカで銀行口座を開く具体的な手順や必要書類などを紹介します。


例:日本からアメリカへ10万円送金する場合

銀行/プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計コスト
ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行 2000円(ゆうちょダイレクト)4,000円(窓口) 独自の為替レート 2000/4000円+為替手数料
TransferWise TransferWise 849円 実際の為替レート 849円 送金する

初めての送金の手続きは全てオンラインで完結します。(10万円以上の送金または2回目以降は、日本の住所確認が必要です)シミュレーションで、どれだけ安い手数料で済むのか見てみてください。

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日本にいながらアメリカの銀行口座は開設できる?

日本にいながらアメリカの銀行口座を開設することはできるのでしょうか?

アメリカで銀行口座を開設するには、原則的にソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)と呼ばれるアメリカ市民・長期滞在者のみに与えられる番号が必要です¹。SSNカードは実際にアメリカ渡航後にしか発行されない²ので、日本にいながら直接アメリカの銀行口座を開設することは原則できません。

しかし、一つだけ例外があります。それは、三菱UFJ銀行を通じて、子会社であるユニオンバンクの口座を開設する方法です¹。三菱UFJ銀行は「カリフォルニアアカウント・プログラム」というサービスを通して、ユニオンバンクの口座開設を取り次いでくれます。ただし、申込者は三菱UFJ銀行の口座を持っている必要があります。³

その方法は、まずは「取次依頼書」、「預金口座開設申込書」、そして

・運転免許証

・パスポート

・住民基本台帳カード(写真付き)

・個人番号カード

・運転経歴証明書

・在留カード・特別永住者証明書

・クレジットカード

・健康保険証

のうちから2つを選んで、郵送で三菱UFJ銀行宛に送ります。不備がなければ2週間ほどで口座番号通知書が届き、口座への預け入れができるようになります。またユニオンバンク側の手続きが完了すると、申し込みから3~4週間ほどでアメリカからATMカードが届きます。インターネットバンキングの利用はATMカードが届いてからになるので、時間に余裕をもって口座開設の手続きを済ませましょう。³

アメリカで銀行口座を開く方法

では、今度は、アメリカ現地で銀行口座を開設する方法を見ていきましょう。

アメリカでの銀行口座開設には、実際に窓口に出向いて手続きする方法と、オンラインで申し込む方法とがあります。

  • オンラインでの口座開設方法

オンラインで申し込む場合、18歳以上であること、SSNを持っていること、アメリカに住所を持っている必要があります。⁴

まずは口座を開設する銀行を選びましょう。アメリカは州や地域によってメインとなる銀行が異なる⁵ので、留学・赴任先で最も支店やATMの多い銀行を事前にリサーチしましょう。アメリカ全土で大手の銀行は後の章で紹介しています。

次に口座を開設したい銀行のホームページで、口座の種類を選びます。日本でいう「普通預金口座」はアメリカではChecking Accountと呼ばれます。そしてApply Nowのタブをクリックして情報を入力します。基本情報を入力したら、次にパスポートなどの本人確認書類をアップロードします。本人確認が完了したら口座開設の手続きは完了です。数日以内に入力した住所にキャッシュカードなどの書類が郵送されます。

  • 窓口での口座開設方法

外国籍の場合やビザの種類によっては、オンラインでの本人確認手続きができない場合があり、その場合は窓口に行く必要があります。⁶⁷

窓口で申し込む場合、いきなり出向いても混んでいたり、対応してもらえない場合などがあるので、事前に予約をしてから行くのが賢明です。予約はオンラインまたは電話で簡単にできます。予約した日時に必要書類(後述)を持って出かければ、30分~1時間ほどで口座開設の手続きが完了することが多いです。

アメリカで銀行口座を開くのに必要な書類

アメリカで銀行口座を開設するには、以下のものが必要になります。

本人確認書類

政府機関によって発行された写真付きの身分証明書が必要になります。最も安全なのはパスポートでしょう。パスポートにはビザも含まれているので、万が一ビザの提示を求められた場合にも対応できます。

また、パスポートや運転免許証など写真付きのIDと一緒に提出すれば、クレジットカードなど写真が無いものも本人確認書類として使えることもあります。銀行によって対応はまちまちなので、なるべく多くのID書類を持っていけばより安心です。⁷⁸

SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)

アメリカでの住所が証明できるもの⁶⁹

公共料金の請求書や、住所が記載された学校・勤務先からの手紙などが必要です。

初期入金のための現金

口座の種類によって初期入金のために必要なお金は変わってきます。例えばWells Fargoの学生口座の場合は25ドル⁶、Union Bankのほとんどの口座は最低でも100ドル入金する必要があります¹º。現金ではなく、クレジットカードで入金できる場合もあります。

学生の場合は学生証

学生の場合は、学生専用口座を作ることで口座維持費などの手数料が無料になる場合があります。学生であることを証明するために学生証(まだ発行されていない場合は学校からの手紙)を持参しましょう。

アメリカの銀行口座種類

アメリカの銀行口座には「Checking Account」と「Savings Account」の2種類があります。日本の普通預金口座に近いのは前者の「Checking Account」で、金利はつきませんが日常生活の範囲では十分に事足ります。

Savings Accountはその名の通り、貯金するための口座なので、ATMからの引き出し回数や額に制限があったり、最低預金額の制限があったりします。金利がつくので貯金したい人にはお勧めですが、Saving Accountだけでは普段使いには不便であるといえるでしょう。

アメリカの銀行口座に関わる手数料

口座維持費

聞きなれない言葉ですが、アメリカでは口座を持つこと自体に毎月維持費がかかります。銀行や口座の種類によって違いますが、例えばChaseのChase Total Checkingでは月12ドル¹¹、Bank of Americaの一般口座は月4.95ドルの口座維持費がかかります¹²。

ただし学生は口座維持費が無料になることも多く、またユニオン銀行などもともと口座維持費が無料のプランを提供しているところもあるので¹³、事前にリサーチが必要です。

ATM手数料

アメリカでは日本と違い、自分が口座を持つ銀行のATMからお金を引き出すのに手数料はかかりません(夜間や土日祝日でも無料です)¹⁴。しかし、ほかの銀行のATMを利用する場合は2ドル~3ドル程度の手数料がかかります¹⁵。また、海外のカードを利用した引き出しの場合は、3ドル~5ドル程度の手数料がかかるので、注意しましょう¹⁵。

振込手数料など普通の銀行の手数料

アメリカの多くの銀行では、友達や家族の口座に送金する場合、Zelleというアプリと連携して送金手数料無料で送金ができます¹⁶ ¹⁷ ¹⁸。Wire Transferという方法で速く送金することもできますが、10ドル~35ドル程度の高い手数料がかかるので注意が必要です¹⁹ ²º ²¹。

また、窓口での業務(残高証明書の発行など)には5ドル~6ドルの手数料かがかる場合があります¹⁹。

海外送金手数料

アメリカに移住・留学した場合、またはアメリカとのビジネス関係がある場合、アメリカ⇄日本間のお金のやり取りをする機会があるかと思います。

海外送金にかかる手数料は銀行によって異なりますが、送金手数料、中継銀行手数料、受取手数料など様々なコストがかかり、手数料の合計額が5000円を超えることも

さらに、銀行や多くの海外送金プロバイダは海外送金を行う際、為替市場によって定められた仲値に為替手数料を上乗せした独自レートを採用しています。

例えば、2019年3月26日の仲値では1米ドル=110.21円ですが、為替手数料を含むみずほ銀行のレートは1米ドル=111.21円です²²。みずほ銀行からアメリカへ50万円送金する場合、仲値では50万円は約4537米ドルに相当しますが、みずほ銀行が定めるレートでは50万円は約4496米ドルと、送金額が41米ドル(約4519円)分も目減りしてしまいます。これは、送金手数料とは別にかかる、隠れコストと言えます。

海外送金の手数料を安く抑えたいと考えている人は、TransferWise(トランスファーワイズ)のようにリアルタイムの為替レートを採用した海外送金サービスがおすすめです。銀行と比べて、最大で手数料が8倍も節約できることもあります。また、送金者がTransferWiseを使った場合、受取手数料も無料なので、海外からの送金を受け取る際にも便利に使えます。

アメリカの銀行、どこで口座を開設するのがおすすめ?

アメリカは州や地域によって主流の銀行が大きく変わってくるので、一概にどこがおすすめとは言えません。自分が生活する地域で支店やATMが多い銀行を調べる必要があるでしょう。学校や勤務先におすすめの銀行を尋ねるのもいいですね。

以下では、アメリカ全土で展開している大手銀行をまとめました。

Chase Bank

Chase銀行はJPモルガン傘下の銀行で、ニューヨーク州やイリノイ州、ワシントン州で最も人気のある銀行です²³。また、アメリカで最も多くのATM数を誇る銀行²⁴なので利便性が高いですね(16,000以上のATM、5,100以上の支店数)²⁵。

・口座維持費12ドル~/月(500ドル以上の入金、平均で1500ドル以上の残高がある場合は無料)

・インターネットバンキング(アプリもあり)

・学生専用口座あり(在学期間中5年間は口座維持費無料²⁶)

・Chase Pay利用可能

・他の銀行口座宛の送金が無料(Zelle利用時)

Bank of America

Bank of America(略称BoA)はアメリカ国内で最も預金占有率が高い銀行²⁷で、留学生や赴任でアメリカに滞在している人が特に良く利用している銀行です。外国籍パスポートでもオンラインで口座開設ができ、学生専用プランも充実しています。また一般口座の口座維持費が安いことでも人気です。

・口座維持費4.95ドル~/月(学生専用プランは無料²⁸)

・インターネットバンキング(アプリもあり)

・学生専用プランあり(24歳以下)

・Zelleを利用した送金が可能²⁹

・疑問点はオンラインのリアルタイムチャットで相談できる

Union Bank

三菱UFJ銀行の傘下にあるUnion Bankは、三菱UFJ銀行の窓口を利用して日本から口座を開設することが可能です。日本や日系コミュニティと深いつながりがある³ºので、日本語のカスタマーサービスおよびサービスなどを紹介するパンフレットの日本語版があります。また、カリフォルニア州やワシントン州の特定の支店ではバイリンガルスタッフいるところもあります³¹。

・口座維持費0ドル~/月(Bank Freely Checking口座の場合)

・インターネットバンキング(アプリもあり)

・学生専用口座あり(口座維持費無料)

・日本語サービスが充実

・日本にいながら口座を開設できる

Wells Fargo

Wells Fargoはアメリカのもっとも多くの州で一番人気の銀行となっています³²(カリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州、ワシントンD.C.を含む)。全国にあるATMの数12,800台を超え、アメリカ全土において利便性が高いといえます。

・口座維持費10ドル~/月(学生、24歳以下、10回以上の取引がある場合、500ドル以上の入金、平均口座残高が1500ドル以上の場合は無料)³³

・インターネットバンキング(アプリもあり)

・学生専用口座あり³⁴

・Zelleを利用した送金が可能³⁵

・アプリがあれば、キャッシュカードやデビットカードなしでもATMから現金が引き出せる³⁶

Citi Bank

Citi Bankは世界で最も大きな銀行グループの一つで、世界各国に支店を持っています(日本にも支店あり)。口座を開設する際に初期入金を行う必要がない³⁷ので便利ですが、学生専用口座や学生ならば口座維持費が無料になるといったサービスがない³⁸ので、学生には不向きです。

・口座維持費10ドル~/月(平均口座残高が1500ドル以上の場合は無料)³⁸

・インターネットバンキング(アプリもあり)

・学生専用プランなし

TransferWise

アメリカに留学・移住した際、周辺の国を旅行したり、日本に一時的に帰ってくる機会があるかと思います。そんな時、いちいちドルからカナダドルやメキシコペソ、円などに両替するのは面倒ですよね。さらにこれには両替手数料が伴うこともほとんどです。

アメリカの住所があれば、40以上の通貨をアカウント1つで管理できるTransferWiseのボーダーレス口座を開くことができます。ボーダーレス口座を開くと、0.35%〜2%のわずかな両替手数料で世界中で使えるTransferWiseデビッドMastercardを作ることもできます。

米ドル、ニュージランドドル、オーストラリアドル、ユーロ、英ポンドは、手数料無料でボーダーレス口座に送金を受け取ることも可能です。海外の他拠点でも仕事をしている人、フリーランスでアメリカで働いている人などには特におすすめです。

ボーダーレス口座の開設や口座維持費は無料なので、気軽に開設することができますね。「複数の通貨を同時に管理したい!」と思う人がいれば、ぜひTransferWiseのボーダーレス口座を検討してみましょう。

以上、アメリカで銀行口座を開設する方法を見てきました。アメリカでの口座開設にはSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)が必要になるので、基本的には渡航後に窓口もしくはオンラインで口座を開く必要があります。州や地域によって支店やATMが多い銀行は異なってくるので、自分が住む地域で人気の銀行を探すことが重要です。

海外送金を行う際、また複数の国の通貨を同時に管理したい場合は、ぜひTransferWiseを検討してみましょう。


ソース:
1.https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/cali/index.html
2.https://www.ssa.gov/ssnvisa/why_use.htm
3.https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/cali/moushikomi.html
4.Bank of Americaカスタマーサポートに問い合わせた結果
5.https://www.bankrate.com/banking/most-popular-bank-in-each-state/
6.Wells Fargoカスタマーサポートに問い合わせた結果
7.Citi bankカスタマーサポートに問い合わせた結果
8.https://secure.bankofamerica.com/mycommunications/public/appointments/faq.go
9.https://www.bankofamerica.com/student-banking/
10.https://www.unionbank.com/global/help/personal-banking/checking-accounts-faq.jsp
11.https://personal.chase.com/personal/checking
12.https://www.bankofamerica.com/deposits/checking/advantage-banking/
13.https://www.unionbank.com/personal-banking/checking-savings/checking/bank-freely.jsp
14.https://www.wellsfargo.com/fetch-pdf?formNumber=CNS2016ED&subProductCode=WRC
15.https://www.gobankingrates.com/banking/banks/atm-fees-list/
16.https://upgradedpoints.com/chase-pay-vs-chase-quickpay
17.https://www.wellsfargo.com/help/online-banking/zelle-faqs/
18.https://www.bankofamerica.com/online-banking/mobile-and-online-banking-features/overview/?request_locale=en_US
19.https://online.citi.com/US/JRS/pands/detail.do?ID=WireTransfers&JFP_TOKEN=FL660CPN
20.https://www.wellsfargo.com/fetch-pdf?formNumber=CNS2016ED&subProductCode=WRC
21.https://www.chase.com/content/dam/chasecom/en/checking/documents/clear_simple_guide_total.pdf
22.https://www.mizuhobank.co.jp/market/quote/index.html (2019年3月26日の外国為替公示相場を参照)
23.https://www.bankrate.com/banking/most-popular-bank-in-each-state/
24.https://www.bankrate.com/banking/these-10-banks-have-the-most-atms/#slide=11
25.https://www.chase.com/personal/checking/student-checking
26.https://www.chase.com/personal/checking/student-checking
27.https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB#cite_note-4
28.https://www.bankofamerica.com/deposits/checking/advantage-banking/
29.https://promo.bankofamerica.com/zelle/
30.https://www.unionbank.com/personal-banking/japanese/jpn/in-language-resources.jsp
31.https://www.unionbank.com/personal-banking/japanese/jpn/japanese-in-language-resources-personnel.jsp
32.https://www.bankrate.com/banking/most-popular-bank-in-each-state/
33.https://www.wellsfargo.com/checking/everyday/
34.https://www.wellsfargo.com/checking/student/
35.https://www.wellsfargo.com/mobile/
36.https://www.wellsfargo.com/mobile/card-free-access/
37.https://online.citi.com/US/banking/citi.action?ID=banking-overview&JFP_TOKEN=AUE3SJ7B
38.https://online.citi.com/US/banking/citi.action?ID=banking-overview

*2019年3月26日アクセス


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