アメリカで使えるおすすめeSIM4選を解説!使い方や比較も

Yuyuki Tanno

アメリカ旅行で使えるおすすめのeSIMはどれ?」と、eSIM選びで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では日本で購入できるアメリカ旅行におすすめのeSIMや使い方、メリットやデメリットなどをご紹介します。

さらに、リアルレートお得な両替手数料で決済ができるWiseのデビットカードについても説明しているので、eSIM選びから実際の活用まで、この記事を参考にしてみて下さい。

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目次🔖
  • アメリカで使えるeSIMとは何?SIMカードとの違いも
  • アメリカ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット
  • アメリカで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種³
  • アメリカでのeSIMの使い方
  • アメリカで使えるおすすめのeSIM4選!
  • アメリカでお得に外貨決済:Wiseデビットカード
  • まとめ
  • アメリカで使えるeSIMとは何?SIMカードとの違いも

    eSIMとSIMカードでは「SIM(情報媒体)が本体に内蔵されているかどうか」が違っています。また、「対応機種の数」や「利用開始までの日数」なども異なります。

    通常のSIMカードはスマートフォンに抜き差しして使います。
    それに対してeSIM(embedded Subscriber Identity Module)とは、「本体に情報を記録した、本体一体型のSIM」のことです¹。つまり、eSIMは本体と記録媒体が一体型になっているタイプなので、SIMカードを抜き差しする必要がありません。

    この他に、eSIMとSIMカードでは対応している機種数に違いがあります。eSIMとSIMカードの対応機種数を比較すると、eSIMの方が対応機種は少ないのが現状です。

    また、eSIMとSIMカードでは利用開始までの日数も違っています。eSIMは早ければ当日からすぐに利用できますが、SIMカードの場合は利用開始までに時間がかかってしまうことがあります(郵送などの関係で)。

    アメリカ旅行の際のSIMカードについて知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

    アメリカ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット

    メリット²デメリット²
  • SIMカードのように紛失の不安がない
  • eSIMならwebで手続きができる
  • デュアルSIMにも対応している
  • eSIM対応のスマートフォンが必要
  • 対応している機種が少ない
  • SIMフリーのスマートフォンが必要
  • メリット

    SIMカードはスマートフォンに抜き差しして使いため、紛失のリスクがあります。最初から本体に内蔵されているeSIMであれば、SIMカードだけ失くしてしまうリスクは極めて低いと言えます。本体ごと紛失しない限りは「SIMカードを失くしてしまった!」という不安とは無縁です。

    さらに、eSIMにはネットで簡単に手続きできるというメリットがあります。対応状況は機種や会社にもよりますが、手続きが簡便な会社・機種を選ぶことで、手続きにかかる時間や手間を削減可能です。

    eSIM対応機種の中には、デュアルSIMにも対応している機種があります。ディアルSIMとは1台のスマートフォンでSIMカードとeSIMを併用することで、2回線にする方法です。回線が2つあれば家族用と仕事用などに分けて使えるため、利便性が増します。

    デメリット

    eSIMを使うためには対応機種を購入しなければいけません。SIMカードにはほとんどの機種が対応していますが、eSIMの場合は対応機種が限られてしまうというデメリットがあります。eSIMを活用するためには、対応機種を調べて購入するという手間がかかってしまうのです。

    また、eSIMを使うためにはSIMフリーのスマートフォンが必要になります。SIMフリーのスマートフォン・SIMロックについては、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

    アメリカで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種³

    iPhoneAndroid
  • iPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XR
  • iPhone 11, iPhone 11 Pro Max, iPhone 11 Pro
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12 mini, iPhone 12, iPhone 12 Pro Max, iPhone 12 pro
  • iPhone 13 mini, iPhone 13, iPhone 13 Pro Max, iPhone 13 pro
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone 14 Plus, iPhone 14, iPhone 14 Pro Max, iPhone 14 pro
  • iPhone 15 Plus, iPhone 15, iPhone 15 Pro Max, iPhone 15 pro
  • Google Pixel
  • Oppo Xiaomi
  • SAMSUNG
  • SHARP
  • Sonyなど
  • *Androidのそれぞれの会社の対応機種は、ご自身で調べてみて下さい。

    また、eSIMを実際に購入する前に、ご自身の端末が対応されているかを確認することを忘れない様にしましょう。

    アメリカでのeSIMの使い方

    ただ対応機種を持っているだけではアメリカでeSIMは使えません。

    機種に応じた準備・設定が必要になりますので、注意が必要です。

    アメリカでのeSIMの使い方について、日本で出発前に行うこととアメリカ到着後に行うことを分けて説明をします。

    iPhoneの場合⁴

    iPhoneでeSIMを使う場合は、日本で出国前に設定→アメリカ到着後に設定という流れで利用します。

    [日本で出発前にすること]

    1. iPhoneの設定を開く
    2. 設定の「モバイル通信」のところから「eSIMを追加」を選ぶ
    3. 「QRコードを使用」を選び、QRコードを読み取る
    4. 設定完了の表示を確認する

    eSIMの名称は、初期設定ではデフォルトの名称になっています。自分で分かりやすいように、名称を変更しておくことをおすすめします。なお、特に名称を変更しない場合でもeSIMは普通に使えますので安心して下さい。

    [アメリカ到着後にすること]

    1. iPhoneの設定を開く
    2. 回線をオン(有効)にする
    3. モバイルのデータ通信にeSIMの回線を設定しておく

    Androidの場合⁵

    Androidの場合も、アメリカでeSIMを使うためには、日本とアメリカで作業を行う必要があります。
    なお、同じAndroidでも機種によって表示される文言などが異なる可能性があるため、注意してください。

    [日本で出発前にすること]

    1. Androidの設定を開く
    2. 設定とインターネットのところにある「+」を押す
    3. 「SIMをダウンロードしますか?」を押す
    4. QRコードを読み取る
    5. 「ダウンロード」を押す

    Androidの端末でも回線に任意の名前をつけることが可能です。最初はデフォルト名がついていますので、必要そうな場合は分かりやすい名前に変えておくことをおすすめします。
    iPhoneと同じく、回線名は特に変更しなくてもeSIMの利用には特に問題はありません。

    [アメリカ到着後にすること]

    1. eSIMをオン(有効)にする
    2. モバイルデータとローミングを両方オン(有効)にする
    3. アクセスポイント名を押し、「+」を押して新規アクセスポイント名を追加する
    4. 新規アクセスポイントを追加したら、追加したばかりのAPNを選ぶ

    アメリカで使えるおすすめのeSIM4選!

    Airalo⁶soracomobile⁷⁻⁸Nomad SIM⁹⁻¹⁰trifa¹¹
    価格US$4.50~US$5.89~2,600円~720円~
    データ容量1GB~1GB~2GB~1GB~
    購入方法スマホ/ネットで購入可能スマホ/ネットで購入可能スマホ/ネットで購入可能スマホ/ネットで購入可能
    電話番号の有無なしなしなしなし
    回線T-Mobile/VerizonT-Mobile/AT&TAT&T記載無し
    サポートの有無24時間年中無休平日10時~18時平日9時~17時24時間年中無休

    Airalo

    【注目ポイント!】

    • 200を超える国に対応している
    • アプリから簡単に使用可能
    • 24時間対応のサポート体制

    Airaloは対応している国の数が多く、アメリカ以外への留学・旅行の際にも重宝できるeSIMです。

    また、アプリから簡単にeSIMをインストール・アクティベートできる点も魅力ですね。24時間体制のサポートを行っているため、海外で使うeSIMとして安心感があります。

    以下が、Airaloのアメリカ合衆国eSIMプランです。

    ギガ数・日数値段
    1GB(7日間)USD4.5
    2GB(15日間)USD8
    3GB(30日間)USD11
    5GB(30日間)USD16
    10GB(30日間)USD26
    20GB(30日間)USD42

    ソラコムモバイル

    【注目ポイント!】

    • インストールがお手軽
    • 世界58カ国に対応

    ソラコムモバイルのeSIMは設定などシンプルで手軽なところが特徴です。先ほどのAiraloのようにアプリから管理をすることができます。

    また世界58カ国に対応しており、アメリカ合衆国だけのプランの他にも、カナダなどの北米でも使えるプランがあるため、旅行で数カ国回る予定がある場合にもおすすめです。

    しかし、Airoloに比べると値段がやや高いかもしれません。

    ギガ数・日数値段
    1GB(30日間)USD5.89
    3GB(30日間)USD16.49
    5GB(30日間)USD26.99
    10GB(30日間)USD52.99

    Nomad SIM

    【注目ポイント!】

    • 世界85カ国以上で使えるeSIM
    • 30日間プランだから、長期滞在におすすめ

    世界85カ国以上で使えるため、アメリカ合衆国以外の旅行時にも使えるのが魅力的です。

    また、全てのプランが30日間となっているため、比較的長期間滞在予定の場合に重宝できるでしょう。

    ギガ数・日数値段
    2GB(30日間)2,600円
    5GB(30日間)5,200円
    10GB(30日間)8,900円

    trifa

    【注目ポイント!】

    • はじめてeSIMを使う人にも安心
    • 365日年中無休のサポートあり

    世界195カ国に対応しているeSIMで、特にサポートが充実しています。はじめて「アメリカ旅行する」「留学でeSIMをはじめて使う」をいう方にも安心かもしれません。

    24時間年中無休のサポートがありますので、eSIMを使い慣れていない方には特におすすめのeSIMになります。

    また、1週間から31日までの幅広い日数でのプランがあるため、便利ですね。

    ギガ数・日数値段
    1GB(7日間)720円
    3GB(15日間)1,760円
    10GB(31日間)4,240円

    アメリカでお得に外貨決済:Wiseデビットカード

    アメリカを訪れた際には、クレジットカードでショッピングをする場合があると思います。しかし日本のカードをアメリカでの決済に利用すると、1.5〜3.0%程度の海外事務手数料などの手数料がかかってしまうことがほとんど。

    そこで、買い物やその他の支払いをするときには、クレジットカードではなく、Wiseデビットカードを使用するという手段もあります。

    Wiseカードは、為替手数料が上乗せされていない実際の為替レート格安の両替手数料を使用しているため、日本円から米ドルへの両替は0.62%(617円)の手数料しかかかりません。(2023年10月30日現在)

    それに対して、もし3.0%の海外事務手数料がかかるクレジットカードを使った場合、手数料は3,000円。約3倍もかかるのです。

    渡航前に詳しい手数料などについて、シュミレーターでチェックしてみて下さいね。

    また、アメリカのATMから米ドルを引き出す際も、Wiseデビットカードであれば月に2回まで・3万円未満までの引き出しは、ATM手数料無料です。

    さらにWiseデビットカードは、発行のときに1度限りの手数料が1,200円かかりますが、年会費や維持費などは一切かからず、Google PayやApple Payでも利用可能です。

    より詳しいWiseデビットカードの使い方やメリットは、こちらの記事から確認をしてみて下さい。

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    まとめ

    ここまで、アメリカ合衆国で使えるeSIMについて解説をしてきました。ご自身の滞在日数や予算に合わせて、ぴったりのものを選んでみて下さい。

    また、アメリカでの買い物・外貨が必要なとき用に、Wiseのデビットカードをお手元にご用意してはいかがでしょう。円安も進む中、アメリカでの滞在コストを抑えて、より快適でストレスフリーの生活や旅を楽しんでみては。

    ソース


    1. Y!mobile: eSIMとは?SIMカードとの違いやメリット・注意点を分かりやすく解説
    2. HanaCell: アメリカでeSIMが使えるキャリア・プリペイドプランの登録方法を紹介!
    3. au: 動作確認端末一覧
    4. Stork: SET UP GUIDE FOR iOS
    5. Stork: SET UP GUIDE FOR ANDROID
    6. Airalo: アメリカ合衆国
    7. soracomobile: eSIMデータ通信へのすべてが1つのアプリで完結
    8. soracomobile: eSIM料金
    9. NOMAD SIM: 速度制限なし・契約期間なし 自由きままなサブスク型SIM
    10. NOMAD SIM: APPLY
    11. trifa: simカード差し替え不要! 海外のインターネットは このアプリ一つで。

    *最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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    Yuyuki Tanno
    2023年2月15日 この記事は6分で読めます

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