中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
海外送金の際に「円建て」や「外貨建て」という言葉を目にすることがあるかと思います。
この記事では、海外送金の「円建て」「外貨建て」について詳しく解説します。言葉の意味や内容だけでなく、それぞれの際に発する手数料も見ていきます。
例:日本からアメリカへ50万円送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
海外送金サービス | 送金手数料 | 為替レート (1 USD→JPY) | 受け取りUSD額 |
---|---|---|---|
Wise | 3,261 JPY | 実際の為替レート (108.310JPY) | 4,586.27 USD |
新生銀行 | 2,000 JPY | 銀行が独自に定める為替レート (108.979JPY) | 4,569.68 USD ▼-16.59 USD |
三井住友銀行 | 6,000 JPY(中継銀行手数料を含む) | 銀行が独自に定める為替レート (108.869 JPY) | 4,405.15 USD ▼-48.70 USD |
(2020年3月31日15:47(GMT+2)に、Wise|送金事業者ごとの為替レートを比較から確認)
送金手数料だけに注目しても海外送金の真のコストは分かりません。銀行は為替レート自体にも手数料を上乗せしていることが一般的です。送金手段を比較・検討する際には、為替レートにも目を向けましょう。
例えば上記の例では、新生銀行の送金手数料が一見1番安く見えます。しかし、為替レートを考慮すると、最終的な受取概算額はWiseが1番多いことがわかります。Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっています。
実際の為替レートを使用するWiseでは銀行の最大14倍安く海外送金ができます。送金額によって送金手数料が決まるので、気になる人は海外送金シミュレーションからコストを確認してみてください。
「円建て」の場合、送金される通貨は円になります。送金側の銀行は送金者から円を受け取り、両替をせずに円のまま送金します。
対して「外貨建て」は、外貨(米ドルなど)で送金されます。日本の送金人は最初から外貨を送金するか、円を外貨に両替して送金する2パターンから選ぶことが可能です。いずれの場合も、相手は外貨で送金を受け取ります。
送金パターン | 円建て?外貨建て? | かかる手数料 |
---|---|---|
(1) 銀行が円から外貨に替えて送金する | 外貨建て | 送金手数料+為替手数料 |
(2) 銀行が円のまま送金する | 円建て | 送金手数料+円為替取扱手数料(リフティングチャージ) |
(3) 銀行が外貨のまま送金する | 外貨建て | 送金手数料+リフティングチャージ |
最も一般的な海外送金方法は、上記の表の⑴の「外貨建て送金」です。送金額は送金人の円普通預金口座から円のまま引き落とされ、日本の銀行で円から外貨に両替されます。そして両替した外貨を送金、相手は自国の通貨で送金を受け取ることになります。
両替をせず、円のまま送金したい場合は「円建て送金」を指定することもできます。相手は円を受け取ります。しかしこの場合、受取人の銀行で円の受け取りが可能であるかどうか、事前に確認しておくことが重要です¹。
⑴~⑶のどの方法で送金するかによって、かかる手数料も変わってきます。
最も一般的な⑴の場合、通常の送金手数料に加えて、為替手数料が発生します。為替手数料は円→外貨などの通貨の両替が行われる際に発生します。銀行ではその日の基準レートに「1ドルあたり〇円」などというように為替手数料が上乗せされています。
⑵や⑶の場合は、通貨の両替が行われないため為替手数料は発生しません。しかしその代わりに、円為替取扱手数料・リフティングチャージがかかります。これは最低で2,500円、それを超える場合は送金金額の0.05%(1/20%)と定められていることが多くなっています。²⁺³
オンライン海外送金サービス・Wiseは実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と格安の手数料で、最大で銀行の8倍安いコストで送金が可能です。
最初の表の例のように、銀行や他の送金プロバイダよりもWiseの送金手数料が高いこともあります。しかし、各銀行・送金プロバイダが使う為替レートに注目してみると、レート自体に手数料が上乗せされていて、最終的な受取額ではWiseが逆転しているーーつまり、送金手数料が高く見えても合計コストはTrasnferWiseの方が安いこともあります。
気になる方は、ぜひ一度送金シミュレーションでどれだけ安く送金できるか確認してみてください。詳しい使い方は、Wiseガイドを参考に。
例:日本からアメリカへ10万円送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
一般的な送金方法は、円口座から円で引き落とされ、銀行が円から外貨に替えて送金する(外貨建て送金)
両替が必要な海外送金では、送金手数料の他に、為替レートに含まれる為替手数料に注意
銀行での海外送金以外にも、Wiseなど海外送金に特化したサービスを検討してみても良いかも知れません。
銀行で送金するにしても、海外送金サービスを使うにしても、海外送金の際には送金手数料だけではなく必ず為替レートも比較するといいでしょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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