中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
海外送金サービス・Smilesから送金する際の手数料や為替レートはどれくらいでしょうか。似ている海外送金サービス・Wiseと比較しながら紹介します。結論から言うと、どちらも比較的コストが安めで便利なサービスでした!ぜひ両方とも検討してみるといいでしょう。
海外送金サービス | 海外送金手数料 | 両替される日本円 | 適用される為替レート | 受取人に届く金額 |
---|---|---|---|---|
Smiles(スマイルズ)¹ | -1,500円 | 98,500円 | Smilesが定める為替レート(1ペソ=約2.07468円) | 47,477ペソ |
Wise(ワイズ) ² | -1,193円 | 98,807円 | 実際の為替レート(1 ペソ=2.06891円) | 47,758.07ペソ |
(2019年10月4日16:51(GMT+3)時点のシミュレーションに基づく)
Smilesからフィリピンへ10万円を送金をする際の送金手数料は1,500円でした。しかし、Smilesでの海外送金コストには、適用される為替レートにも為替手数料がいくらか含まれていることに注意しましょう。
一方、海外送金に特化したサービス・Wiseでは、実際の為替レートを使用して送金できます。上記の例では、送金できるペソはWiseの方が若干多くなりました。
このように、海外送金は利用するサービスや金融機関によって、送金に必要なコストが変わります。どのサービスから送金するか、送金手数料と為替レートの両方を確認した上で、選択するといいですね。
リアルレートで銀行の最大8倍安く海外送金:Wise無料登録 |
---|
海外送金サービス・Smilesは、日本で最初に発表されたモバイルアプリ送金サービスで、IOSとAndroid合わせて約10万件のダウンロード数を誇ります。
日本に住む外国の人が、フィリピン、ベトナム、インドネシアなどに向けて送金するときに、よく利用され人気なようです。
Smilesの送金手数料は通貨や金額によって異なりますが、比較的安めに設定されています。
各手数料³ | 金額 |
---|---|
送金手数料 | (例)10万円をフィリピンにペソで送金するとき:1,500円、10万円をアメリカに米ドルで送金するとき:1,400円、10万円をベトナムにドンで送金するとき:760円 |
Smilesの海外送金で使われる為替レートは、Googleなどで検索できるリアルレートに比較的近いのが特徴です。
為替手数料に関する詳しい記述がSmilesのウェブサイト上にはありませんが、銀行や多くの海外送金サービス(PayPalなど)よりはお得なレートで海外送金できると考えていいでしょう。
為替レートは24時間取引されているため、刻一刻と変動しています。しかし、銀行や金融機関が顧客相手に使用するレートは、リアルレートではありません。
銀行や金融機関は毎日基準のレート「仲値(TTM)」を定め、その仲値に一定の為替手数料を上乗せした「TTSレート」を使って、外国送金や外貨両替などの業務を行っています。
例えば、米ドルなら1ドル当たり1円、英ポンドなら1ポンド当たり4円などが基本的な為替手数料の相場です。こういった為替手数料は一見わかりずらく、送金手数料以外の「隠れコスト」とも言えます。海外送金の基礎知識として知っておきましょう。
送金手数料だけでなく、適用される為替レートによって、海外送金コストが変わることが分かりました。
では、どの為替レートならフェアと言えるのでしょうか?それは「ミッドマーケットレート」かもしれません。
為替は24時間世界中で売り買いされています。そして、為替トレーダーは「買い」または「売り」の通貨レートを選択して取引を行っています。この買いレート・売りレートの中間に当たるレートが、「ミッドマーケットレート」です。これは銀行が1日に1回定める仲値とは違い、為替相場の買いレート・売りレートと共にリアルタイムで変動します。
ミッドマーケットレートを確認するには、GoogleやXE、Yahooファイナンス、Wise両替レート計算ツールなどから調べることができます。
Wiseは、エストニア生まれのオンライン海外送金サービスで、日本だけでなくアメリカやヨーロッパ、アフリカなど全世界で利用されています。
Wiseを使用すると、日本円から全52通貨へミッドマーケットレートで送金できるほか、モバイルから簡単に無料登録・送金できる点、送金シミュレーターで受取額や着金予定日、送金コストなどを把握できる点などがメリットです。(詳しい使い方はWise使い方ガイドを参照)
ちなみに、Wiseが安価な送金手数料と、リアルレートで海外送金できる理由が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
Smilesを使って海外送金するときは、以下のような流れで手続きをします⁴。
手軽な海外送金方法が特徴的なSmilesですが、会員資格を得て送金できるまでに、1週間ほど審査期間がかかる場合もあることに注意しましょう。
Smilesを利用するには、身分証明書とマイナンバーを確認できる書類が必要です⁴。
Smilesに関する質問は、以下から確認しましょう。
TEL:050-5305-6669(英語・日本語など)、050-5213-9318(ベトナム語)
受付時間:平日10〜18時
※電話口で「日本語で」と伝える
メールアドレス:smiles_team@digitalwallet.co.jp
https://twitter.com/SmilesWallet
https://www.facebook.com/smiles.remit.ph/
Smiles・Wiseとも、銀行や金融機関に比べて送金手数料が比較的安価で、モバイルから簡単に送金できる、利便性の高い海外送金サービスです。
違いを挙げるなら、Wiseは、どの通貨に対しても為替手数料のないミッドマーケットレートを使って送金できる点が強みです。
海外送金をする際には、それぞれの送金手数料や為替レートなどの条件を比較して、よりお得な方を利用するといいですね。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
中国の海外送金は規制があるって本当?日本から中国に、中国から日本にお金を送る際に気を付けたいことをまとめました。また、各社の送金手数料や為替レートを比較。
Wiseを使って、海外からソニー銀行に海外送金する方法、そしてソニー銀行からWiseを使って海外に送金する方法を解説しています。海外送金以外にもWiseの便利な機能を紹介します。
Wiseを使ってゆうちょ銀行に送金したり、ゆうちょ銀行からWiseを使って海外送金する方法を徹底解説しています。Wiseを使って、お得に送金をしてみて下さい。
海外在住者でWiseの使い方を知りたい人必見!Wiseでの本人確認方法や、デビットカード取得方法、海外在住者なら知っておきたいポイントまでを、わかりやすく解説しています。
Wise(ワイズ)で海外送金を受け取る方法を解説。受け取るだけならアカウント登録不要。銀行口座に直接受け取ることができます。海外送金受取手数料もかかりません。