海外送金の手数料はどちらが負担する?予想外のコストに注意!

Yumiko Kijima
06.01.20
この記事は1分で読めます

銀行から海外送金を行う際、手数料負担について選択することができます。どういった選択肢があるのか、またそれぞれ誰が何を支払うのかこの記事で解説します。

そもそも海外送金は、銀行・サービスによってコストが異なります。比較検討したうえで、よりお得な選択肢を選択できるといいですね。

日本からアメリカに10万円送金する際のコスト比較

海外送金サービス 海外送金手数料(中継銀行手数料を含む) 適用される為替レート 合計コスト 相手の受取額
TransferWise TransferWise(トランスファーワイズ)¹ 1,007円 実際の為替レート(1ドル=109.485円) 1,007円 904.17ドル
三井住友銀行 三井住友銀行SMBCダイレクト 6,000円² 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=110.68円)³ 6,000円+為替手数料 849.30ドル
みずほ銀行 みずほ銀行 8,000円 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=110.68円)⁵ 8,000円+為替手数料 831.23ドル
楽天銀行 楽天銀行 1,750円 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=110.63円) 1,750円+為替手数料 888.09ドル

(2019年12月27日時点のシミュレーションに基づく)

※受取額は「(100,000-送金手数料)÷為替レート」で計算

海外送金はどの銀行・プロバイダで行うかによってかかるコストが大きく変わることがあります。送金手数料だけでなく為替レートにも注意して、より自分に合った送金方法を選べるといいですね。

実際の為替レート銀行の最大8倍安く送金できるTransferWiseが上記の例では1番お得な選択肢でした。

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海外送金手数料、送金人・受取人どちらが何を負担する?負担の仕方3パターン

一般的に、銀行からの海外送金では、大きく分けて3パターンの手数料負担区分があります。それぞれ見ていきましょう⁷。

  • SHA:送金銀行でかかる送金手数料を送金人が、それ以外の手数料(中継銀行・受取銀行でかかる手数料)は受取人が負担する

  • OUR:全ての手数料(送金銀行・中継銀行・受取銀行でかかる手数料)を送金人が負担する
    ただしこの場合も、中継銀行・受取銀行で受取額から手数料が徴収される場合もあることに注意。

  • BEN:全ての手数料(送金銀行・中継銀行・受取銀行でかかる手数料)を受取人が負担する

ちなみに、SHAはShared(シェア)、OURはOur(自分側)、BENはBeneficiary(受取人)を意味しています。

また、一部の銀行では負担の仕方が違うことも。例えば楽天銀行では、

  • 送金人が送金銀行と中継銀行でかかる手数料を負担し、受取人が受取銀行の手数料を負担する 
  • 送金人は送金銀行でかかる手数料のみを負担し、受取人が中継銀行・受取銀行の手数料を負担する

の2パターンしか選択できません。

海外送金の厄介な手数料:中継銀行手数料

ここで気をつけたいのは、送金人が全てを負担しても(OURの場合)、必ず満額を届けることができるとは言い切れないということ。

この理由は、銀行の海外送金の仕組みにあります。送金銀行と受取銀行には直接の関係がないことが多いため、通常中継銀行(コルレス銀行とも言う)を介します。中継銀行で発生する手数料は、実際に送金をしてみるまで分かりません。また最大で3行もの中継銀行を仲介する場合もあるため、手数料が高額になりがちです。

このためOURを選択した場合でも、送金者が支払った以上のコルレス銀行手数料が発生した場合、受取額から手数料が引かれてしまいます。

新しい海外送金サービスの選択肢

上記でも見たように、中継銀行手数料は送金時点では予測のできないものです。中継銀行手数料を送金人が先に支払ったとしても、受取額から引かれてしまうことがあるのは、満額を届けたい場合に困りますよね。

指定の金額を届けたい場合の選択肢として、銀行ではなく海外送金に特化したサービスを使ってみるのも手かもしれません。

TransferWise:銀行に代わる、リアルレート海外送金サービス

例えば、TransferWise(トランスファーワイズ)では、原則、中継銀行手数料を引かれることはありません。(米国以外の国への米ドル送金、ヨーロッパ以外へのユーロ送金などには中継銀行手数料がかかる場合もあります。その場合、注意書きが出てきます)

また、国内送金を活用した仕組みによって、受取銀行側でも、特別な海外送金受取手数料がかからないのも特徴です。

さらに、銀行や多くの海外送金サービスが手数料を含んだ為替レートを使うのに対し、実際の為替レートで送金できます。結果として、銀行よりも最大8倍安く海外送金ができます。

ぜひ一度送金シミュレーションで、かかるコストを確かめてみましょう。

海外送金の手数料負担まとめ

海外送金の手数料負担は、一般的に3つのパターンがあります。送金人と受取人で分担するSHA、送金人がすべてを負担するOUR、そして受取人が全てを負担するBENです。

しかし、銀行の海外送金の仕組みは複雑です。そのため、送金人が全ての手数料を負担するとした場合でも、予想外の手数料が発生し、結果的に受取人が満額を受け取ることができないということもあり得ます。

最近では、銀行に代わる新しい海外送金サービスもあります。例えばTransferWiseなら、原則中継銀行手数料が引かれることはなく、また実際の為替レートで送金できます。比較検討してお得な送金方法を選べるといいですね。


ソース

  1. TransferWiseシミュレーション(2019年12月27日11:31(日本時間)確認)
  2. 三井住友銀行 - 外国送金サービス(SMBCダイレクト) サービス概要 その他の外国送金手数料
  3. 三井住友銀行 - 店頭・電話での為替レート(2019年12月27日11:38(日本時間)確認)
  4. みずほ銀行 - 外国送金(仕向送金) p.3 仕向送金手数料(個人のお客さま用)
  5. みずほ銀行 - 外国為替公示相場(2019年12月27日11:35(日本時間)確認)
  6. 楽天銀行 - 海外送金シミュレーター(2019年12月27日11:34(日本時間)確認)
  7. 三井住友信託銀行 - 外国送金依頼書 先方にて手数料が発生した場合

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