大垣共立銀行で海外送金するには：手数料・レート・日数を解説！

大垣共立銀行から海外送金をするには、どれくらいの手数料や日数がかかるのでしょうか。適用される為替レートに含まれる、為替手数料という「隠れコスト」にも要注意です。大垣共立銀行から海外送金する際の手続き方法や問い合わせ先、代わりに利用できる海外送金サービスWiseについても、簡単に解説していきましょう。

日本からアメリカへ、受取金額が1000ドルになるように送金したい場合（手数料は送金人負担）

プロバイダ	手数料(中継銀行手数料を含む)	為替レート	送金にかかる合計費用	必要な日本円支払金額
大垣共立銀行	送金手数料2,500円（振替扱いの場合）＋電信料2,000円＋支払銀行手数料3,000円¹	大垣共立銀行が定める独自の為替レート（1USD=109.21円） ²	7,500円＋為替手数料	7,500円＋109,210円＝116,710円
Wise	225円+0.79%	リアルタイムの実際の為替レート（1USD=108.075円）	1,079円	1,079円+108,075円=109,154円

(2019年7月24日時点)

大垣共立銀行から海外送金する場合、送金手数料や電信料、支払銀行手数料合わせて7,500円が送金コストとしてかかります。さらに、大垣共立銀行が使用する為替レートには、為替手数料が上乗せされています。

一方海外送金に特化したサービスWiseの送金手数料は1,079円です。かつリアルタイムの実際の為替レートを使用しているため、日本円支払い総金額が大垣共立銀行よりも7,556円も安くなっています。

同じ金額を届けるにしても、銀行・プロバイダによって差が出てくることがわかります。安価な海外送金サービスWiseで送金した場合、どのくらい送金コストが抑えられるのか、海外送金シミュレーションから確認できますよ。

海外送金の“隠れコスト”：為替レートに注意

大垣共立銀行から海外送金するとき、銀行所定の為替レートが適用されます。この為替レートは実際の相場で取引されている為替レートに、銀行が独自に決めた為替手数料が上乗せされたもの。この「隠れコスト」があるため、銀行から送金する場合は、実際よりも若干不利なレートで換金されてしまうことに注意しましょう。

例えば、米ドルの場合、2019年7月24日の仲値は、1米ドル=108.21円です³。しかし、大垣共立銀行の為替レートには1米ドルにつき1円の為替手数料が上乗せされ、海外送金の際に使われるレートは、1米ドル=109.21円となります。

1000ドルを送金したい場合、本来なら1000ドルは仲値では108,210円に相当するにも関わらず、為替手数料が含まれた大垣共立銀行の海外送金レートでは、109,210円が必要ということになります。

	レート	1000ドルに相当する日本円額
仲値（1日に1回定められる銀行の基準レート）	1米ドル=108.21円	108,210円
大垣共立銀行	1米ドル=109.21円	109,210円

実際の為替レートで送金したい方には、海外送金サービスWiseが新たな選択肢となるかもしれません。

大垣共立銀行の海外送金にかかる手数料

大垣共立銀行から海外送金する場合は、以下のような各種手数料がかかります。

各手数料¹	大垣共立銀行	Wise
送金手数料	窓口での振替扱い：2,500円 窓口での現金扱い：4,000円（法人で「OKメイト外為サービス」を利用する場合：上記料金から1,000円引き。別途月額2,160円のサービス利用料が必要）⁴	各通貨・送金額により異なる。1,000米ドル分を送金する場合：1,078円
電信料	2,000円※大垣共立銀行本支店宛は無料	---
支払銀行手数料	3,000円	0円(原則)
為替手数料	銀行所定の為替レートに含まれる	0円
リフティングチャージ（円→円・外貨→外貨のまま送金する場合）	送金金額の0.05%、最低 1,500 円	---

大垣共立銀行から送金する際は、送金手数料や電信料、支払銀行手数料などの各種手数料がかかります。また、日本円、外貨をそのまま換金せずに同一通貨で送金する際には、リフティングチャージも発生します。一方でWiseでは、送金金額に応じて送金手数料がかかります。

大垣共立銀行の海外送金の受け取りにかかる手数料

各手数料	大垣共立銀行
海外送金受け取り手数料⁴⁵	1,500円
リフティングチャージ（円→円・外貨→外貨のまま受け取る場合）	送金金額の0.05%、最低 1,500 円
少額受け取り手数料（日本円で35万円以下を受け取る場合）	1,500円

海外からの送金を受け取る場合、送金人がWiseを使えば、海外送金受け取り手数料が無料になります。受け取りにはWiseのアカウントも不要ですので、送金人におすすめしてみるといいかもしれません。次の章に載せたWiseの動画も参考になるでしょう。

大垣共立銀行に代わる、安価で透明性の高い海外送金方法：Wise

Wiseは複数の国内送金を生かした新しい仕組みで海外送金を行うことで、送金にかかるコストを銀行の最大8倍安く抑えています。

具体的には、例えば、日本からアメリカに海外送金したい場合、まず日本の送金人が自分の口座からWise Japanの日本口座に振込をします。すると、Wiseのアメリカ口座から、受取人のアメリカ口座に国内送金をします。

こうすることで、銀行の高額な海外送金を経由することなく、海外の口座に送金が可能になります。

また、常に実際の為替レートを使用しているので、銀行や多くの海外送金プロバイダのように、「隠れコスト」となる為替手数料もありません。

Wiseでどのくらい海外送金コストを節約できるか、ぜひシミュレーションから確認してみてください。

また、より詳しい送金手順を知りたい方は、Wiseの使い方ガイドが参考になるかもしれません。

大垣共立銀行で海外送金する方法

大垣共立銀行から海外送金するなら、銀行の窓口を訪れて手続きしましょう。個人向けインターネットバンキング「スーパーOKダイレクト」からは送金できませんのでご注意くださいね。なお、法人向けサービス「OKメイト・WEB外為サービス」を利用すれば、インターネットからでも送金可能です。別途申し込みが必要になりますので、こちらも窓口で確認してみてください⁵。

• 銀行の窓口に行き、海外送金をしたい旨を説明。
• 銀行で所定の送金申請書に記入。
• 電信扱い、現金扱いを選択し、手続きを行う。

大垣共立銀行で海外送金するのに必要な情報・書類

大垣共立銀行から海外送金するために必要な情報や書類は、以下の通りです⁵。

・本人確認書類（運転免許証、健康保険証、パスポートなど）

・マイナンバー確認書類（マイナンバーカード、個人番号記載の住民票、通知カードなど）

・通帳、キャッシュカード、届出印

・送金先の情報（銀行名、支店名、受取人の口座名義・口座番号・受取人住所（アルファベット表記）

・送金目的の分かる資料

海外の金融機関から、大垣共立銀行で送金を受け取るのに必要な情報

海外からの送金を大垣共立銀行で受け取る際には、以下のような情報を準備しておきましょう⁵。

• 銀行名（BANK NAME）：The Ogaki Kyoritsu Bank, Ltd.
• SWIFTコード/BICコード：OGAKJPJT
• 支店名（BRANCH NAME）：店舗検索すれば判明します
• 受取人口座番号（BENEFICIARY'S ACCOUNT NO.）：店番号3ケタ-口座番号7ケタ
• 受取人名（BENEFICIARY NAME）：受取口座名義（アルファベット表記）

大垣共立銀行で海外送金するのにかかる日数

大垣共立銀行でかかる海外送金の日数について「OKB外為サポートデスク」に確認したところ、一般的には3〜4営業日で送金できるそうです。通貨によってそれ以上かかることも。より早く着金させたい場合には、こちらの海外送金を早くする秘訣を参考にしてくださいね。

大垣共立銀行の海外送金に関する問い合わせ先

大垣共立銀行から海外送金する際の問い合わせ先は、こちらのフリーダイヤルです。個人・法人ともこちらで相談できますよ。

OKB外為送金サポートデスク

TEL：0120−4659−31

（受付時間：平日9:00−17:00）

大垣共立銀行海外送金まとめ

大垣共立銀行から海外送金をする際は、銀行の窓口で直接手続きをしましょう。その際、送金手数料や電信料などの手数料が計約7,500円ほどかかるので要注意です。

最近では海外送金に特化したサービスもあり、その一つWiseは換金する際に実際の為替レートを利用しているので、為替手数料という隠れコストもなくて安心。まずは公式サイトからシミュレーションしてみてくださいね。

ソース

1. 大垣共立銀行 外国送金（電信送金・送金小切手）に関わる手数料
2. 大垣共立銀行 外貨預金金利・外国為替相場 「外貨預金レート 日本円→外貨」を参照
3. みずほ銀行 外国為替公示相場ヒストリカルデータ 「日次データ」内、「7月24日」を参照
4. 大垣共立銀行 外為サービスのご案内 「ご利用料金」を参照
5. 電話確認

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