ユニオンバンクで口座開設するには?メリット・注意点

Yumiko Kijima
06.01.20
この記事は1分で読めます

「日本にいながらアメリカの銀行口座を開設したい!」海外赴任などでアメリカに移住する前に、日本から現地の口座を作ることができたら便利ですよね。基本的に、アメリカの銀行口座は現地で開くのが原則です。

ただし、1つだけ例外があります。それは、三菱UFJ銀行の「カリフォルニアアカウント・プログラム」を利用することです。これは、三菱UFJ銀行を代理人として、日本からアメリカのユニオンバンクの口座を開設することができるサービスです。

この記事では、ユニオンバンクの口座を開設する方法を詳しく紹介します。さらにユニオンバンクの口座を持つメリットや注意点、気になる手数料体系なども解説。ユニオンバンクでの口座開設を考えている人は必ず目を通しておくと良いでしょう。

目次


日本の口座からユニオンバンクの口座に送金?銀行の代わりに、リアルレート海外送金サービスの選択肢

日本の銀行からユニオンバンクの口座に10万円を送金する場合

海外送金サービス 海外送金手数料 適用される為替レート 合計コスト
banks-logo-jp 銀行 ¹ 1,750円〜8,500円 為替手数料を上乗せしたレート 1,750円〜8,500円+為替手数料
TransferWise TransferWise² 1,007円(225円+0.79%) 実際の為替レート 1,007円

(2019年12月16日時点)

ユニオンバンクの口座を開設したら、日本の銀行口座からユニオンバンクの口座に送金をする必要が生じるかと思います。しかし、日本の銀行から直接送金すると、高額な送金手数料がかかります。さらに、銀行は実際の為替レートではなく、為替手数料を上乗せした独自の為替レートで送金するため、合計コストが非常に高くなるという欠点があります。

銀行ではなく、海外送金に特化したサービスを使うのも手です。TransferWiseは送金手数料が安いだけでなく、為替手数料も一切発生しません。そのため銀行の最大8倍安いコストで送金することができます。

どれほど安く送金できるか、送金シミュレーションからチェックしてみてください。

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ユニオンバンク口座開設方法

では早速、ユニオンバンクの口座を開設する方法を具体的に見ていきましょう。

<アメリカに移住・留学予定がなく、日本から開設する場合>

アメリカに移住・留学の予定がない場合は、三菱UFJ銀行のカリフォルニアアカウント・プログラムを使って、日本にいながら日本語でユニオンバンクの口座を開設することができます。³

※三菱UFJ銀行にすでに口座を持っている人のみ。

  • 申込書類と本人確認書類を三菱UFJ銀行あてに郵送
    【申込書類】以下の両方必須・ダウンロードもしくは郵送で取り寄せ可能
    ①三菱UFJ銀行あての「取次依頼書」
    ②ユニオンバンクあての「預金口座開設申込書」
    【本人確認書類】以下のうち2つのコピー
    ①日本の運転免許証
    ②パスポート
    ③住民基本台帳カード(写真付き)
    ④個人番号カード
    ⑤在留カード・特別永住者証明書(日本国籍以外の場合は提出必須)
    ⑥運転経歴証明書
    ⑦クレジットカード
    ⑧健康保険証

  • (約2週間後)三菱UFJ銀行から自宅に口座番号通知書が届く

  • 海外送金による預け入れが可能になる

  • (約3~4週間後)ユニオンバンクからATMカードと暗証番号通知書が届く

  • ATM、日本語ダイヤル、小切手、オンラインバンキングなどが利用可能になる

<アメリカに移住・留学予定があり、日本から開設する場合>

これからアメリカに赴任や留学などで長期滞在・移住の予定がある場合は、三菱UFJ銀行のパシフィック・リム・カンパニーベネフィット・プログラムを利用して出発前に日本から日本語で口座開設の手続きができます。⁴

※三菱UFJ銀行にすでに口座を持っている人のみ。

  • 申込書類と本人確認書類を三菱UFJ銀行あてに郵送
    ※必要書類は上記と同じ

  • (約2週間後)三菱UFJ銀行から自宅に口座番号通知書が届く

  • 海外送金による預け入れが可能になる

  • (約3~4週間後)ユニオンバンクから自宅にATMカード、暗証番号通知書、ウェルカムキットが届く

  • (渡米後)SSN(社会保障番号)をユニオンバンクに提出。住所を日本のものからアメリカのものへと変更する

<アメリカ現地で開設する場合>

アメリカ渡航前にあまり時間がない場合、また三菱UFJ銀行の口座を持っていない場合は、現地で自分で口座を開設しましょう。口座開設手続きは基本的に英語になりますが、日本語対応が可能な支店もあります⁵。

アメリカ現地で開設するなら、ユニオンバンク以外の銀行を検討してみてもいいかもしれませんね。

ユニオンバンク口座開設のメリット

ユニオンバンクでアメリカのドル建て口座を持つことには、様々なメリットがあります⁶。

  • アメリカのATMで現金の引き出しができる
  • 米ドル建てで預金ができる
  • アメリカ西海岸で不動産を購入する際に便利
  • 日本語サポートを利用することができる
  • (アメリカに長期滞在する場合)現地の給与受け取り口座として利用できる
  • (アメリカに長期滞在する場合)アメリカのクレジットカード・デビットカードを作成することができる

ユニオンバンク口座種類

アメリカ銀行では、大きく分けてチェッキングアカウントと、セービングアカウントと呼ばれる2つの口座の種類があります⁷。ユニオンバンクではその中でもさらに、毎月の利用額や利用目的に応じて、特典や手数料が異なる口座の種類がいくつかあります。

  • 【チェッキングアカウント】
    給与振込や支払い、引き落としなど、日常的に使用する口座のこと。一般的に利子はつかないか、ついても少額となっています。ATMから現金を引き出すためのATMカード、パーソナルチェック(小切手帳)、クレジットカードやデビットカードなどを発行することができます。

  • 【セービングスアカウント】
    貯蓄を主用途とした口座。チェッキングアカウントよりも高い利息が付きますが、毎月あたりの入出金回数や、口座の最低残高に制限があることが多いです。

日本とは違う!?ユニオンバンクの口座にかかる手数料

送金手数料(海外送金手数料)

ユニオンバンクに新しく開設した口座に、日本の銀行から資金を送る場合、海外送金手数料が発生します。送金手数料は送金元の銀行によって異なりますが、1,750円~8,500円程度となっています¹。

これは結構高額な手数料ですよね。定期的に日本からアメリカへ送金したいと考えている場合は、毎回これだけの手数料が発生すると大変です。送金手数料が安いTransferWiseなどのサービスの利用を検討してみましょう。

海外送金受け取り手数料

海外送金を行う際、送金元の銀行で送金手数料が発生するだけでなく、受取先でも受取手数料(被仕向送金手数料)がかかります。ユニオンバンクの海外送金受取手数料は、1回あたり15ドルと定められています⁸。

ただし、パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムを利用して口座を開設した際は、三菱UFJ銀行を送金銀行とする海外送金の受け取り手数料は無料となる特典があります⁹。この場合も、三菱UFJ銀行以外からの送金には受取手数料が発生することに注意しましょう。

TransferWiseで送金した場合、受取側には特別な海外送金受け取り手数料はかかりません。

口座維持手数料

聞きなれない言葉ですが、ユニオンバンクをはじめとする海外の銀行では、口座を持つだけで毎月口座維持手数料が発生することがほとんどです(無料〜25ドル)¹º⁺¹¹。ただし、口座の種類により口座維持費が無料になるための条件が設定されています。口座を開設する前に、担当者に必ず確認するようにしましょう。また長期間口座を利用することがない場合は、無駄な口座維持費を払うことがないよう、解約してしまうことがおすすめです。

ユニオンバンクの口座に海外送金するには

ユニオンバンクの口座を開設したら、日本から海外送金で入金する必要があります。

日本の銀行から

銀行から送金するには、インターネットバンキング(三菱UFJダイレクトなど)を利用する方法と、窓口から送金する方法が一般的です。詳しい送金の方法は海外送金の方法を参考にしてください。

ユニオンバンクの口座に送金するには、以下の情報が必要になります⁹。

  • 受取人の口座名義・住所(英文表記)
  • 銀行名・支店名:MUFG Union Bank, N.A., Japanese Customer Service Unit
  • 支店住所:50 Pointe Dr., Suite 300, Brea, CA 92821 USA
  • SWIFTコード:BOFCUS33MPK
  • ルーティングナンバー/ABAコード:122000496

海外送金に特化したサービスTransferWiseを利用する

海外送金は必ずしも銀行から依頼しなければいけない、というわけではありません。実際のところ、海外送金に特化したTransferWiseのようなサービスを利用することで、最大で銀行の8倍安く送金することもできるんです。

また、為替手数料を上乗せした独自のレートで送金する銀行と異なり、TransferWiseは実際の為替レートで送金しています。そのため、通貨の両替に伴う「隠れコスト」である為替手数料を心配する必要がありません。

さらに、TransferWiseは銀行とは異なる送金の仕組みを採用しています。そのためオンラインで送金手続きを完了することができて簡単です(TransferWise使い方ガイド)。また銀行よりも早く送金できることがほとんどです。

送金シミュレーションで、どれだけ安く送金できるのか確かめてみましょう。

ユニオンバンク口座開設まとめ

以上、ユニオンバンクの口座を開設する方法やメリット、手数料などについて詳しく見てきました。基本的にアメリカの銀行口座は現地で直接開設することになっていますが、三菱UFJ銀行のサービスを使えば、日本にいながらユニオンバンクの口座を開設することが可能です。アメリカに赴任や留学などで長期滞在する人はもちろん、アメリカに移住する予定のない人でも、ユニオンバンクの口座を持つメリットは多くあります。

気を付けたいのは手数料です。ユニオンバンクでは、口座を持つだけで口座維持手数料が発生します。口座維持手数料が免除される条件が口座の種類ごとに異なるため、口座を開設する前にしっかり確認しましょう。また使わない口座は解約することがおすすめです。

また、日本の口座からユニオンバンクの口座に送金する際は、海外送金手数料がかかります。銀行からの海外送金は送金手数料が高いだけでなく、為替手数料もかかるため合計コストが高額になりがち。TransferWiseのように海外送金に特化したサービスを使って、海外送金コストを節約することも検討してみましょう。


ソース

  1. 安い海外送金は、これ!全19の銀行・プロバイダの手数料を徹底比較
  2. TransferWiseシミュレーション
  3. カリフォルニアアカウント・プログラム : お手続方法・申込フロー | 三菱UFJ銀行
  4. パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム : お手続方法・申込フロー | 三菱UFJ銀行
  5. Japanese Services | UnionBank
  6. 海外口座ご紹介サービス《カリフォルニアアカウント・プログラム》 | 三菱UFJ銀行
  7. 銀行を使いこなす|アメリカ生活大事典|現地情報誌ライトハウス
  8. Union Bank international wire transfer: Fees, rates and transfer time | TransferWise
  9. パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム : 入出金・送金にかかる各種サービス | 三菱UFJ銀行
  10. Priority Banking | UnionBank
  11. Bank Freely | UnionBank

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