スルガ銀行で海外送金をするには?手数料・レートを解説

Wise

スルガ銀行から海外送金をするには、銀行窓口もしくはインターネットバンキングから手続きをします。その際にかかる送金手数料やその他手数料、適用される為替レートについて解説していきましょう。

海外送金や手続方法は金融機関によって異なり、意外にコストのかかることが多いです。比較的安価で送金できる海外送金サービス「Wise(ワイズ)」など、ほかの送金手段と比較検討するのがおすすめです。

例えば、スルガ銀行とワイズなどの海外送金プロバイダだと、以下のような金額差があります。

日本円10万円をイギリスのポンド口座へ送金する場合の手数料

プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計費用
suruga-bank-logo-jp スルガ銀行 4000円 スルガ銀行が定める為替手数料が含まれた為替レート 4000円+スルガ銀行が定める為替手数料が含まれた為替レート
Wise Wise 656円 Googleで検索した時に出てくるリアルレート 656円

(スルガ銀行 ソース1 ソース2 2019年2月)

スルガ銀行の海外送金為替レート:為替手数料に注意

スルガ銀行とWiseの送金手数料には、明らかに差がありますが、さらに、為替レートにも注目してください。

スルガ銀行の適用する為替レートは「TTSレート」といって、銀行の定める「為替手数料」が上乗せされています。そのため、外貨に換金した際に実際のレートよりも目減りしてしまうことを知っておきましょう。例えば、スルガ銀行の日本円からアメリカドルの為替レートには、1ドルにつき1円の為替手数料が上乗せされています。わずかな金額に思えるかもしれませんが、高額な送金をする方には大きなコストになる可能性もあります。

一方、海外送金に特化したWiseは実際の為替レートを使用しています。必要な手数料がわかりやすく、銀行よりも最大14倍安い手数料で送金できることもあります。

(スルガ銀行 ソース 2019年2月)

スルガ銀行の海外送金手数料はいくら?

海外送金時にかかる手数料
送金手数料 4000円(アメリカ合衆国以外への送金)3500円(アメリカ合衆国への送金)
リフティングチャージ(円から円へ、ドルからドルへなど同通貨のまま海外へ送金する場合) 送金金額×0.05%円(最低1,500円)
支払銀行手数料(送金人負担を選ぶ場合)※ネットバンキングの場合は、送金人負担は選択できない。 1,500円

日本国内の銀行から海外送金する場合、送金先の海外銀行と提携関係がないために、経由銀行(コルレス銀行)を通して送金が行われることが多いです。そのため、送金手数料に加えて「支払銀行手数料」もかかり、手数料が高額になります。

さらに、経由銀行や受け取り銀行によっては、追加手数料がかかるケースもあります。つまり、送金人が支払銀行手数料を負担しても、満額が受取人に届くとは限りません。これは、スルガ銀行だけのことではなく、多くの銀行が同じ問題を抱えています。送金時点では、経由銀行がいくら手数料を課すのか正確に予測することが難しいからです。

海外送金受け取り時にかかる手数料
受け取り手数料 1500円
リフティングチャージ(ドルからドルへなど同通貨のまま送金を受け取る場合) 送金金額×0.05%円(最低1,500円)

海外からの送金をスルガ銀行で受け取る場合は、以上の手数料がかかります。75万円相当額以上の場合、受け取り手数料はかかりません。ちなみに、送金人がWiseを使った場合、受け取る側では金額に問わず、海外送金受け取り手数料はかかりません。つまり、送金人が同じ金額を送ったとしても、銀行よりもWiseの方が多くの金額を受取人が受け取れる可能性が高いということになります。

(スルガ銀行 ソース 2019年2月)

スルガ銀行で海外送金をする方法

スルガ銀行から海外送金をするには、店頭窓口もしくはインターネットバンキングから手続きを行ないます。送金から受け取りまでは、受取銀行などの処理次第で3日から1週間程度かかることがあります。時間に余裕を持って送金するとよいですね。

窓口

通帳や印鑑、本人確認書類など(あとで詳しく説明します)を持参の上、受付時間内に手続きを行ないましょう。

・受付時間

日本円:9:00〜15:00

米ドル:10:00〜15:00

その他の通貨:11:00〜15:00

インターネットバンキング

インターネットバンキングからの海外送金は、インターネットバンキングの契約者のみ対象となります。未契約者はまず、インターネットバンキングの新規登録から行ないましょう。

インターネットバンキングにログインし、「外国送金」を選択後、「送金依頼」より手続きをしてください。送金依頼を出すと、送金依頼時に指定した電話番号またはインターネットバンキングの登録電話番号に電話が来て、送金依頼内容を確認され、確認完了後に送金手続きが行われます。

3営業日以内に確認連絡が取れない場合は、依頼は自動的に取消されてしまいますので、確実に対応しましょう。

限度額と取り扱い通貨

1日あたりの送金限度額は、以下のとおりです。

・450万円(個人向け)

・2500万円(法人向け)

また、以下10通貨が取り扱い可能です。

米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル

上記以外の通貨で送金したい場合は、海外送金プロバイダの利用も検討するとよいでしょう。例えばWiseなら、円から計47通貨に送金できて便利ですよ。

(スルガ銀行 ソース1 ソース2 ソース3 ソース4 2019年2月)

スルガ銀行の外国送金時に必要なもの

海外送金時に必要なものやデータは、以下のとおりです。現金での送金は取り扱っていませんので、スルガ銀行口座を用意しましょう。

  • スルガ銀行の通帳

  • 銀行印

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、各種健康保険証など)

  • 個人番号のわかる書類(マイナンバーカード、通知カードなど)(マイナンバー届け出が済んでいない場合)

  • 送金先のデータ(英字表記のもの)

 :銀行名、支店名、国名、都市名、口座番号、口座名義、受取人の住所・電話番号

(スルガ銀行 ソース 2019年2月)

海外の銀行から、スルガ銀行へ送金を受け取る際に必要な情報

海外からの送金をスルガ銀行で受け取るには、以下の英字データを送金人に伝える必要があります。

  • 銀行名(SURUGA BANK Ltd.)

  • 支店名(◯◯◯ BRANCH)

  • SWIFTコード(SRFXJPJT)

  • 支店住所

  • 口座番号

  • 受取人名

  • 受取人住所

なお、送金資金がスルガ銀行に到着したら、スルガ銀行から電話で連絡が来ます。その際、基本的には、送金目的の確認できる書類を提出することになりますので、準備しておきましょう。

(スルガ銀行 ソース1 ソース2 ソース3 2019年2月)

Wise: 安価な手数料、透明性の高い海外送金方法

スルガ銀行から海外送金をする際には、4,000円程度の送金手数料のほかに、支払銀行手数料や為替レートに含まれた為替手数料などを負担する必要があります。

もしWiseを利用すると、比較的安価な送金手数料で済むほか、為替手数料もかからないので、より多くの金額を送金できます。また、窓口に行く必要や電話確認の手間もなく、オンラインで送金手続きを完結できるのもメリットでしょう。

Wiseがなぜ安価な手数料で送金できるのか?それは、ユニークな送金の仕組みにあります。

Wiseは世界中に開設した銀行口座を使って、例えば日本からイギリスへの送金であれば、日本の送金を日本のWise口座で受け取り、受け取った資金をイギリスのWiseの口座からイギリスの受取人口座へと振込をしています。つまり、複数の国内送金を活用することで、より安くよりシンプルな海外送金の仕組みを構築しています。

手軽に送金できるため、世界400万人以上のユーザーに利用されており、毎月の送金額は30億ポンド(日本円で約4,300億円)にのぼります。関東財務局に資金移動業者として登録されているので、日本でも安心して利用できますよ。

どの程度安い送金手数料で済むか、まずは海外送金シミュレーションしてみてくださいね。Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。

スルガ銀行の外国送金に関するお問い合わせ先

  • 海外送金全般に関する問い合わせ

外為業務センター:

0120-882-515(055-987-7270(有料))

受付時間:月~金曜日(祝日を除く) 9:00~17:00

  • インターネットバンキングに関する問い合わせ

アクセスセンター:

0120-50-8689(055-989-6248(有料))

受付時間:月~金曜日(祝日を除く) 9:00~17:00

(スルガ銀行 ソース1 ソース2 2019年2月)


*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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