中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
グローバル化が進み、海外とお金のやり取りをする機会も多くなっています。三井住友銀行(SMBC)に口座を持つ人は、海外送金サービスの利用をすることもあるかもしれません。そんな人のために、この記事では三井住友銀行で海外送金を行う方法を詳しくまとめました。
銀行を利用した海外送金では、数多くの手数料が発生し、非常に高額になることもよくあります。以下では手数料の種類や仕組みなども解説しています。銀行に比べ最大で8分の1の手数料で送金できる国際送金サービス「Wise(ワイズ)」も、検討してみてはいかがでしょうか?
日本円からアメリカに同じ10万円を送金しても、受取人に届く額が違うことがわかります。この理由は送金手数料の違いだけではなく、為替レートの違いにもよります。
多くの銀行・プロバイダは、為替手数料と呼ばれる手数料を上乗せした為替レートを使用しています。つまり、実際の為替レートではありません。
例えば、Wiseのように実際の為替レートと格安の送金手数料を使用する海外送金サービスを使うと、同じ送金額でも多くの額を受取人に届けられるかもしれません。日本の主要銀行と比べ、最大14倍安く海外送金ができます。
以下の表は、三井住友銀行の海外送金にかかる全ての手数料です。
各手数料 | 金額 |
---|---|
海外送金手数料 | 4,000円/3,500円(SMBCダイレクト) |
関係銀行手数料 | 2,500円 |
円為替取扱手数料 | 送金金額の0.05%(最低2,500円) |
リフティングチャージ | 送金金額の0.05%(最低2,500円、または25ドル) |
被仕向送金手数料(受け取り手数料) | 1,500円 |
※海外送金手数料は、三井住友銀行の海外店・連携銀行宛の送金については、500円割引になります。
聞き慣れない手数料もあるかと思います。以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
関係銀行手数料とは、送金銀行と受け取り銀行をつなぐ中継銀行(コルレス銀行)に支払う手数料のことです。送金人負担か、受取人負担か選ぶことができます。しかし実際にいくらかかるかは送金してみないと分からないのが、関係銀行手数料の厄介な点です。つまり、たとえ送金人が負担したとしても、予想以上に中継銀行にて手数料がかかった場合、受取額から追加で手数料が引かれることもあるのです。
Wiseは独自の送金システムによって、原則、関係銀行手数料(中継銀行手数料)がかかりません。思わぬ手数料に驚きたくない人におすすめの送金方法です(例外的に、アメリカ以外の国への米ドル(USD)送金、南アフリカへの送金には中継銀行手数料がかかります)。
「為替手数料を避けるために、同一通貨(円→円、外貨→外貨)で送ればいいじゃないか」と思う人もいるかもしれません。しかし残念ながら、その場合でも手数料がかかります。これが円為替手数料またはリフティングチャージです。送金金額の0.05%分が手数料としてかかるので、為替手数料よりもお得な選択肢とは言えないでしょう。
三井住友銀行での送金には、送金手数料以外にもたくさんの手数料がかかることが分かりますね。送金にかかるコストを最小限に抑えたい人は、銀行よりも最大で8倍安く送金ができるWiseの利用がおすすめです。
Wiseの安さの理由は、新しい送金の仕組みにあります。通常、銀行や海外送金プロバイダは、送金銀行、受け取り銀行以外にも複数の中継銀行を通して海外送金を行います。各銀行で手数料がそれぞれかかるので、海外送金は高額になってしまいます。
一方、Wiseは世界中に銀行口座を持ち、送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。つまり、資金は国境を越えていないので、安く速く送金することができます。
【Wiseの新しい海外送金の仕組み】
また、為替手数料の一切かからないリアルタイムのレートを採用しているので隠れたコストが発生することもなく、透明性の高い方法であるといえます。
Wiseは現在世界で1000万人以上の利用者数がいて、毎月の送金額は6000億円を上回ります。また、ワイズ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されています。
気になった方は、ぜひ一度Wiseの海外送金シミュレーション、コストを確認してみましょう。
三井住友銀行で海外送金をする方法を具体的に見ていきましょう。
※三井住友銀行で海外送金するには、窓口・SMBCダイレクトの2つの方法があります。しかし、2019年1月21日以降、海外送金を含む外為業務を中止する店舗が増えています。外為業務受付可能店舗一覧で取り扱い店舗を確認するか、SMBCダイレクトの利用をおすすめします。
海外送金を取り扱う窓口に来店
海外送金依頼書に必要事項を記入し、本人確認を行う
数日後に送金先の口座に金額が振り込まれる
自分の住所に郵送で計算書が届く
外国送金サービスに申し込む
本人確認書類・マイナンバー書類をアップロード、または郵送)
送金先口座を事前登録(三井住友銀行が確認し、翌営業日に登録完了となる)
SMBCダイレクトのマイページより送金依頼
送金金額+手数料が口座から引き落とされる
数日後に送金先の口座に金額が振り込まれる
自分の住所に郵送で計算書が届く
三井住友銀行で海外送金するには、以下の情報をアップロードまたは郵送・店頭提出する必要があります。
送金先(銀行名、支店名、都市名、国名、口座番号、口座名義、受取人の住所・電話番号)がわかるもの ※英文表記
自分の氏名・住所 ※英文表記
振込資金(三井住友銀行の通帳・届け印)
本人確認書類(運転免許証、パスポート、各種健康保険証など)
三井住友銀行にマイナンバー・法人番号の届け出が済んでいない場合は、
(個人)個人番号カード、通知カードなど個人番号がわかる書類
(法人)法人番号指定通知書など法人番号がわかる書類
海外の銀行から三井住友銀行の口座に送金を受け取る場合は、以下の情報を事前に送金相手に伝える必要があります。
受取人取引銀行名:SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION
SWIFTコード:SMBCJPJT
支店名: ○○○○ BRANCH
支店住所:支店住所の英文表記はホームページで確認可。
受取人口座名義:名(ファーストネーム) 姓(ファミリーネーム)
店番号-口座番号:ACCOUNT NO.○○○-○○○○○○
住所と電話番号:住所は英文で。
三井住友銀行では、海外の相手にお金が入金されるまでにかかる日数が公示されていません。しかし3~4日程度かかるのが一般的です。海外送金にかかる日数を短縮したい方は、「海外送金にかかる日数は?迅速な海外送金の秘訣も紹介!」を参考にしてください。
・サービス全般に関する問い合わせ:0120-56-3143(通話料無料)
※海外からの通話などフリーダイヤルを利用できない場合は、東京:03-5745-5051 大阪:06-6258-0012(通話料有料)
受付時間:毎日9:00~21:00(1月1日~3日、5月3日~5日を除く)
・SMBCダイレクト外国送金受付サポートダイヤル:0120-06-7780(通話料無料)
※フリーダイヤルを利用できない場合:06-6733-4158(通話料有料)
受付時間:平日9:00~17:00(12月31日~1月3日を除く)
海外送金を行う際には、利用する銀行やプロバイダの手数料をしっかりと把握することが必要です。その上で三井住友銀行やWiseなどの送金サービスを比較し、無駄な手数料を支払わずに海外送金ができるといいですね。
ソース
1.https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/
2.https://www.smbc.co.jp/kojin/kaigaiservice/gaikokusoukin/index02.html
3.https://www.smbc.co.jp/kojin/kaigaiservice/gaikokusoukin/
4.https://www.smbc.co.jp/kojin/kaigaiservice/gaikokusoukin/touroku/
5.https://www.smbc.co.jp/direct/help_gaikokusoukin/
6.https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/
7.https://ml.its-mo.com/p/en/smbcbank/
8.https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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