中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
セブン銀行は海外送金にも対応した日本の銀行ですが、実際に海外送金をする際にかかる手数料やレート、日数など知っておくべきことがたくさんあります。そして、今回ご紹介するオンライン海外送金サービス「Wise」を使えば、海外送金にかかる費用や日数を減らし、よりお得に便利に送金ができるかもしれません。この記事ではWiseを利用した海外送金方法を、セブン銀行を例に紹介します。
プロバイダー | 手数料 | 為替レート | 合計 |
---|---|---|---|
セブン銀行 | 送金手数料(2,000円) | セブン銀行が設定する為替レート | 送金手数料(2,000円)+ セブン銀行が設定する為替レート |
Wise | 646円 | リアルタイムの為替レート | 646円 送金する |
(ソース:セブン銀行 2018年8月)
為替レートについて、セブン銀行のサイトには以下の記述があります。
本サービスの通貨換算に適用する当社所定の外国為替レートには、当社所定の利ざやが含まれているほか、送金手数料に加え、通貨転換に関わる収益は、提携先に一部分配されます。通貨換算に適用する当社所定の外国為替レートは、当社所定の時点・方法により特定される一般的な銀行間外国為替相場に当社所定の利ざやを加算したものです。このレートは、原則として、当社所定の頻度で(1日に複数回)変更されます。
(ソース:セブン銀行 2018年8月)
セブン銀行の海外送金は Western Union 経由で行われます。手数料は以下になります。
送金資金 | 現金受取 | 口座入金(中国・フィリピン向け送金) |
---|---|---|
1円~10,000円 | 990円 | 2,000円 |
10,001円~50,000円 | 1,500円 | 2,000円 |
50,001円~100,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
100,001円~250,000円 | 3,000円 | 2,000円 |
250,001円~500,000円 | 5,000円 | 2,000円 |
500,001円~1,000,000円 | 6,500円 | 2,000円 |
※セブン銀行ATMでの送金は、時間帯によって別途ATM利用手数料がかかります。
※ フィリピンや中国など、送金限度額が設定されている国があります。詳しくはこちらをご覧ください。
セブン銀行では、専用アプリを使うと、フィリピンへの送金を、「フィリピン送金サービス with BDO Unibank」というサービスで行えます。手数料は以下になります。
送金資金 | 現金受取 | 口座入金 |
---|---|---|
1円~10,000円 | 950円 | 950円 |
10,001円~50,000円 | 1,200円 | 1,200円 |
50,001円~100,000円 | 1,500円 | 1,500円 |
100,001円~500,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
※フィリピン送金サービス with BDO Unibankは、海外送金アプリ限定の送金サービスです。
セブン銀行ATM/インターネットバンキングから送金の場合、上記手数料は適用されませんのでご注意ください。
(ソース:セブン銀行 2018年8月3日)
Wise は安価で、早く、利便性の高いサービスの提供を目的として、2012年にエストニアで設立されました。Wiseで送金を行う時の為替レートは、中値が適用されます。これは、Googleで為替相場を検索したときに出てくる情報と同じリアルタイムで公平なレートです。通常、銀行では、為替手数料やスプレッドが上乗せされている為替レートが適用されています。Wiseを使えば、送金時のコストを節約できる場合があります。
Wiseで「ボーダレス口座」を開設すると、40種類以上の通貨を保持することができ、事実上、日本を含めた世界の様々な国に普通口座(EUR, GBP, AUD, USDのみ)を保持していることと同じことになります。つまり、海外送金時に変動する為替について心配する必要がなくなります。複雑な手数料体系を持つ銀行を送金に使うべきか迷っている方にもおすすめです。
Wiseが提供する「ボーダレス口座」を開設すれば、別途デビットMastercardのお申込みも可能です。このカードを使えば、現地通貨の支払いや引き出しの両方が可能になります。
実際にWiseのレートを確認してみましょう。送金すると仮定して送金額を入力すると、対応する通貨で、いくら受け取ることができるのかを確認できるので、他の送金手段との比較が簡単に行えます。試しに、ぜひ一度海外送金シミュレーションから送金をご検討してみてはいかがでしょうか?Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。
セブン銀行からの海外送金(Western Union)はATMまたはインターネットから可能です。
※ 海外送金サービスのご利用には、セブン銀行口座の開設と海外送金サービスのご契約が必要です。
※ インターネットでの送金には、ダイレクトバンキングサービスのご利用開始登録が必要です。
※ セブン銀行海外送金サービスは、海外送金アプリではご利用いただけません。但し、為替レート機能など海外送金以外の機能はご利用いただけます。
(ソース:セブン銀行 2018年8月)
セブン銀行では、海外送金の都度、書類の提出や記入をする必要はありませんが、サービス契約時に以下の情報を提出する必要があります。
ご本人の情報(送金者の情報)
受取人様の情報
※新たな受取先へ送金される場合は、事前のお申込みが必要となります。
※海外送金サービスを利用するには、上記以外に、個人番号(マイナンバー)の確認が必須です。個人番号(マイナンバー)に関する書類のご提出が完了するまでは、海外送金サービスはご利用いただけませんので、ご注意ください。
(ソース:セブン銀行 2018年8月)
セブン銀行での、海外送金サービスに関するお問合せは電話で行えます。営業時間は 8:00~21:00 で年中無休、通話料は無料です。
セブン銀行で送金を行う場合にも、Wiseのような送金業者で送金を行う場合にも、送金時にかかるコストを把握する事は、とても大事です。適切な手段を選択すれば、海外送金はそこまで難しくもなく、費用も高くありません。ぜひご自身で選択肢を知って、適切なものを選んでみてください。
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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