SBIレミットで海外送金をするには?手数料・レートを解説

TransferWise
17.01.19
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数年前の海外送金は①銀行での書類作成等に時間が掛かる、②手数料が高い、③送金にも時間がかる、と大変不便なものでした。現在ではこの状況は大きく変わっています。それは、海外送金に関わるサービスの選択肢が大幅に増えた為です。今回は、既に一部ではメジャーになっている「SBIレミット」による外国送金について紹介します。

SBIレミットによる海外送金

SBIレミットは、①銀行と比べて安く早い海外送金、②世界220以上の国と地域に送金可能、③提携するマネーグラム社取扱店で現金受取できる、④タガログ語、中国語をはじめとする多言語でのサポートが特徴です。特に、アジア諸国には現金受取だけでなく銀行口座に送金することもでき、アジアへの送金で特に重宝されている海外送金サービスです。

今回は、主にSBIレミットの海外送金についての手数料・為替レートを解説しますが、各銀行やサービスの種類によって、得意な分野があるので、どの海外送金が自分に最も合っているのか調べることが重要です。

例えば、他のサービスとしてオンライン海外送金サービスのトランスファーワイズ(TransferWise)もあります。この両者で実際に送金した際の手数料等の比較を記載しますので、サービスによる差がより理解しやすいと思います。

SBIレミットの海外送金為替レート: 隠れたコストに

それでは、「日本円10万円をフィリピンの銀行口座へ送金する場合」のシミュレーション(手数料を送金人が負担する場合)を考えてみましょう。

プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る額
SBIレミット SBIレミット 1,400円 為替手数料が上乗せされた為替レート 1,400円+為替手数料 46,632ペソ
TransferWise TransferWise 924円 実際の為替レート 924円 47,704ペソ

(SBIレミット ソース 2019年1月17日時点でのシミュレーション)

上記から、受取人の受取額が異なることが分かると思います。これは、2つのサービスについての手数料の設定が異なるからです。

通常、海外送金時には、送金手数料だけでなく、為替レートにも手数料が掛かります。多くの金融機関は、為替手数料を加算した独自の為替レートを使用していて、実際のレートよりも利用者にとっては不利なレートでの取引になります。これは、SBIレミットも例外ではありません。問題なのは、海外送金手数料が一見安く見えても、為替手数料が上乗せされた為替レートによって気付かないうちに高い手数料を払っていることもあるということです。

一方、TransferWiseは、為替手数料は掛かりません。言い換えれば、実際のレートで取引が出来ます。

TransferWiseで何故このようなサービスが可能かというと、異なる送金の仕組みを持っているからです。通常、海外送金をする時は、入金銀行と受取銀行に直接の提携関係がないことがほとんどなので、両者を中継する別の銀行が必要となります。この中継銀行が挟まれることで、コストは高くなり、長い送金時間が掛かることになります。一方、TransferWiseは世界中に銀行口座を持ち、お互いをネットワークで結んでいます。

例えば、日本からアメリカに送金する場合、送金は、日本の送金人口座→TransferWiseの日本口座、その後、TransferWiseのアメリカ口座→アメリカの受取人口座というルートで行われます。つまり、実際の資金は国境を超えていません。こうした新しい仕組みによって、海外送金をより安く、よりシンプルなものにしています。手数料は銀行の8倍近く安く済むこともあります。(シミュレーションはこちらから。)

なお、TransferWise JapanもSBIレミットと同じく、日本で資金移動業者として登録しています。

SBIレミットの海外送金手数料

SBIレミットで海外送金する際の手数料は、送金額・送金国・受け取り方法の3つによって総額が変わります。銀行口座受取できる国はフィリピン、ベトナム、中国、インドネシア、タイ、カンボジア、ミャンマー、ブラジル、ペルー、ネパール、スリランカの11カ国で、その他の国は、現金受取のみです。以下に、SBIレミット、TransferWiseでフィリピン、インドネシア、タイの現地銀行口座へそれぞれ10万円、30万円送金した際の比較を示します。(シミュレーションは、2019年1月17日時点)

日本からフィリピンに10万円を送金する場合

送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る概算額
SBIレミット 1,400円 1円=0.47295ペソ 1,400円+為替手数料 46,632ペソ
TransferWise 924円 1円=0.48149ペソ 924円 47,704ペソ

(2019年1月17日11:27(GMT+2))

日本からフィリピンに30万円を送金する場合

送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る概算額
SBIレミット 1,500円 1円=0.47295ペソ 1,500円+為替手数料 141,175ペソ
TransferWise 2,117円 1円=0.48150ペソ 2,117円 143,431ペソ

(2019年1月17日11:30(GMT+2))

日本からインドネシアに10万円を送金する場合

送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る概算額
SBIレミット 1,460円 1円=129.2085ルピア 1,460円+為替手数料 12,732,205ルピア
TransferWise 923円 1円=130.35674ルピア 923円 12,915,355ルピア

(2019年1月17日11:32(GMT+2))

日本からインドネシアに30万円を送金する場合

送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る概算額
SBIレミット 1,980円 1円=129.2085ルピア 1,980円+為替手数料 38,506,717ルピア
TransferWise 2,412円 1円=130.34256ルピア 2,412円 38,788,382ルピア

(2019年1月17日11:34(GMT+2))

日本からタイに10万円を送金する場合

送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る概算額
SBIレミット 1,460円 1円=0.281675バーツ 1,460円+為替手数料 27,756バーツ
TransferWise 1,041円 1円=0.29187バーツ 1,041円 28,882バーツ

(2019年1月17日12:01(GMT+2))

日本からタイに30万円を送金する場合

送金手数料 為替レート 合計費用 受取人が受け取る概算額
SBIレミット 1,980円 1円=0.281675バーツ 1,980円+為替手数料 83,944バーツ
TransferWise 2,825円 1円=0.29139バーツ 2,825円 86,592バーツ

(2019年1月17日11:38(GMT+2))

SBIレミットの送金手数料の方が安くても、為替手数料が含まれた為替レートによって、最終的に受け取る金額はSBIレミットの方が多いとは限らないことがわかります。

このように、海外送金をする際には、送金手数料だけでなく為替レートにも注意する必要があります。

(SBIレミット ソース 2019年1月17日)

SBIレミットで海外送金する方法

  • 会員登録

サイト上から会員登録を申請すると、1週間程度で「ウェルカムパッケージ」が届きます。パッケージに入っている仮ログインパスワードを使用してSBIレミットのサイトからログインしてください。

  • SBIレミットの準備金口座に入金

入金方法は、インターネット、レミットカード、振込、店頭、コンビニが選べます。ただし、インターネットとコンビニによる送金はシステムメンテナンス中で、2019/1/17現在で利用できない状態です。

  • 会員サイトのメニュー「海外へ送金」から送金依頼を行います。

  • 送金依頼を申請した後、リファレンスナンバーが発行されます。これは、受取人が現金を受け取るときにも必要です。

送金方法の選択肢が多い点に魅力があります。しかし、現時点でネットとコンビニ経由で送金ができないのは少し不便と言わざるを得ません。もし、ネット送金を主として利用する場合にはTransferWiseが選択肢になるかもしれません。

(SBIレミット ソース 2019年1月)

SBIレミットで海外からの送金を受け取る方法

(1)店頭で受け取る場合(現金のみ)

  • SBIレミット提携店に連絡し、送金受け取りを予約する

予約時には、リファレンスナンバー・金額・送金人名・受取人名・送金国・送金人と受取人との関係・送金したことが分かる受領書または控えの情報を伝える必要があります。

提携店一覧はこちらから調べられます。

  • 店舗で受け取る

送金情報(リファレンスナンバー、送金依頼人情報、送金理由)・写真つきの身分証明書・個人番号(マイナンバー)または通知カード(コピー可)の持参が必要です。

(2)銀行口座で受け取る場合

  • 会員ページから出金用銀行口座を登録

  • 送金人より送金情報を教えてもらう

リファレンスナンバー・送金依頼人名・送金理由が必要です。

  • 会員ページの受取依頼のページから送金情報を入力

(SBIレミット ソース1 ソース2 2019年1月)

TransferWise: 安価な手数料、透明性の高い海外送金方法

今回、海外送金方法として「SBIレミット」「TransferWise」の2つを紹介しました。最後のまとめとして、各サービスの特徴からどちらのサービスがどんな人に合っているのか提案します。

SBIレミットがオススメな人

  • 銀行口座を持っていない受取人に現金で送金したい人

  • アジア言語のサポートが必要な人(タガログ語・ベトナム語などの音声ガイダンスサービスがあります)

TransferWiseがオススメな人

  • ネット経由で海外送金を完了させたい人

  • 海外送金の手数料を極力抑えたい人

TransferWiseは仲値を使用しているため、銀行はもちろん、手数料が一見安いSBIレミットをはじめとする海外送金プロバイダに比べても、結果的にTransferWiseの方が安くなることが多いです。TransferWiseで海外送金した場合いくらかかるのか、まずは手数料額をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

SBIレミットの外国送金に関するお問い合わせ先

初めて利用する場合には色々不安なことがあると思いますので、わからないことがある場合は問い合わせてみることをおすすめします。尚、2019年1月の現時点でネット及びコンビニ送金はメンテナンス中の為、下記「問い合わせ先」に状況を確認して下さい。

①メールでの問い合わせ

support@remit.co.jp

②電話での問い合わせ

SBIレミット カスタマーセンター

03-5652-6759

日本語・中国語

受付時間 (平日) 9:00 – 18:00  (土日祝) 10:00 – 18:00

タガログ語・英語

受付時間 (平日) 8:00 – 22:00  (土日祝) 12:00 – 21:00

※年末年始・当社指定休日を除く

(SBIレミット ソース 2019年1月)


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