WeChat Payは日本人も使える?使い方・仕組みを解説!

Yumiko Kijima
21.08.20
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中国で現金以上に普及しているとも言われているオンライン決済ツールのWeChat Pay。これから中国に出張・移住の予定がある人や中国とのかかわりが強い人など、WeChat Payを使いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、WeChat Payを利用する方法を紹介します。WeChat Payのそもそもの仕組みや、登録方法、気になる手数料も解説。さらに、中国にお得に海外送金する方法も見ていきます。


🇨🇳日本から中国へリアルレートで海外送金

例:日本の口座から中国の口座へ10万円を送金する場合(送金額に送金手数料を含める)

銀行/海外送金プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計コスト
banks-logo-jp 銀行¹ 1,750円〜11,000円 為替手数料を含む独自の為替レート 1,750円〜11,000円+為替手数料
TransferWise TransferWise² 267円+送金額の1.37% 実際の為替レート 1,615円 送金する

(TransferWise:2020年7月23日16:31(GMT+3)時点)

リアルレート海外送金サービスTransferWiseを使えば、銀行の最大8倍安く送金することができます。本人確認を含め、送金手続きはすべてオンラインで完了するので便利ですね。海外送金の予定がある人は、送金シミュレーションをしてみましょう。

中国の受取人がAlipayユーザーである場合、Alipayアカウントに直接送金することもできますよ。

"本当の為替レート"で60以上の国・地域に送金:TransferWise🌏


日本人がWeChat Payを使うには?

これまでWeChat Payは、中国国内の銀行口座を連結させることでチャージできる仕組みになっていました。言い換えれば、中国の銀行口座を持っていない観光客や出張者などは、WeChat Payを利用することができませんでした。中国ではWeChat PayやAliPayなどによる決済が広く普及しているため、現金やカードでの支払いを受け付けない店舗も多く、多くの観光客や出張者から「不便だ」との声が挙がっていました。

これを受けて2019年11月、WeChat Payは国際ブランドのクレジットカードを利用しての残高チャージに対応したと発表。つまり、中国の銀行口座を持っていなくても、Visa、Mastercard、American Express、Discover、JCBのいずれかのクレジットカードを登録することで、WeChat Payを使えるようになりました。

しかし、まだ導入されたばかりの仕組みであるため、カードが登録できないといった不具合が報告されています(2020年8月現在)。³

中国に移住する予定の人は、まず中国国内の銀行口座を開設してみると便利かもしれませんね。

WeChat Pay以外で日本から中国へ送金するには?

WeChat Payを使って日本から中国へ送金したいと考えていた人もいるかもしれません。が、上記の通りWeChat Payは中国の銀行口座無しでは使えないことも。

代わりに考えられるのが、銀行や海外送金サービスを使うこと。いずれの場合も、送金手数料だけではなく、為替レートにも必ず注意を払うようにしましょう。

例:日本から中国に10万円を送金する場合(送金額に手数料を含む)⁴

銀行/海外送金サービス 海外送金手数料 適用される為替レート 受取額
TransferWise TransferWise 1,615円 実際の為替レート(1人民元=15.2941円) 6,432.87人民元 送金する
SBIレミット SBIレミット 1,250円 SBIレミットが独自に定める為替レート(1人民元=15.4704円) 6,383.15人民元
ソニー銀行 ソニー銀行 6,000 円 ソニー銀行が独自に定める為替レート(1人民元=14.9693円) 6,279.52人民元
楽天銀行 楽天銀行 1,750 円 楽天銀行が独自に定める為替レート(1人民元=15.7852円) 6,224.18人民元
SMBCプレスティア SMBC信託銀行プレスティア 3,500 円 SMBC信託銀行プレスティアが独自に定める為替レート(1人民元=15.7088円) 6,143.05人民元

(2020年7月23日16:31(GMT+3)時点)

上の表を見ると、日本から中国に10万円を送金する場合、SBIレミットが最も送金手数料が安くなっています。しかし、為替手数料も考慮すると、TransferWiseの方がお得に送金できます。

  • TransferWise
    両替額:10万円(送金額) - 1,615円(送金手数料) =98,385円
    実際の為替レート:1人民元=15.2941円
    受取人が受け取る額: 98,385円 ÷ 15.2941円/元 =6,432.87人民元

  • SBIレミット
    両替額:10万円(送金額) - 1,250円(送金手数料) =98,750円
    SBIレミットが定める為替レート:1人民元=15.4704円
    受取人が受け取る額: 98,750円 ÷ 15.4704円/元 =6,383.15人民元

このように、同じ金額(10万円)を送金した場合でも、実際の為替レートを使用するTransferWiseの方が相手の受取額が49.72人民元多くなることがわかります。

海外送金の際には、送金手数料だけでなく為替レートにも注目してコストを比較してみるといいですね。

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WeChat Payの使い方

実際にWeChat Payを利用する方法を、登録から支払い、そして送金まで順番に見ていきます。⁵

アカウント登録

  • Apple StoreまたはGoogle PlayからWeChat(微信)アプリをダウンロード
  • アプリを起動後、画面下の「登録」を押し、モバイルで登録またはFacebookを使って登録するかを選ぶ
  • モバイルで登録の場合:氏名・地域・携帯番号・パスワードを設定。この時、SMSが受け取れる携帯番号を登録する。日本の携帯番号でも登録可能
  • 「プライバシー保護の概要」をチェックして、「次へ」をタップ
  • 「セキュリティ確認」の画面で「開始」をタップ
  • パズルのピースを指示の通りに合わせる
  • SMSで送られてきた4桁の暗証番号を入力
  • 「WeChatへようこそ!」のメッセージを確認して、登録完了

クレジットカードまたは銀行カードを登録

  • WeChatを起動させる
  • チャット画面右上の「+」を押し「マネー」を選択
  • マネー画面の「有効」を選択
  • 「カード番号」の欄に銀行カードもしくはクレジットカード番号を入力する
  • 請求先住所、氏名を記入し「次へ」を選択
  • 6桁の支払いパスワードを設定する
  • パスワードを再入力して、「次へ」をタップ
  • カードの登録完了

ここで、カードが登録できないこともあります。また、カード設定時に有効期限が2030年以降しか選択できないというケースも。この問題は、iPhoneの設定を和暦から西暦に変更することで解決できます。

  • iPhoneの「設定画面」を選択
  • 「一般」を選択
  • 「言語と地域」を選択
  • 「暦法」を選択
  • 「西暦(グレゴリオ暦)」に設定されているか確認

WeChat Pay残高をチャージ

  • WeChat Payの「ウォレット」を開く
  • チャージしたい金額を入力してチャージ可能

クレジットカードを利用している場合、ここでチャージするときに登録していたはずのカードが表示されない、という不具合も報告されています。

無事にチャージが完了したら、店舗やオンラインでの支払いに使えるようになるでしょう。

支払いに使う

  • オンラインサイト、もしくは店頭での支払方法でWeChat Payを選択
  • WeChatアプリ右上の「+」から「コードをスキャン(扫一扫)」を選択 
  • 支払用のQRコードをスキャン
  • 6桁の「支払いパスワード」を入力(もしくはTouch ID、FaceIDで認証)
  • 「同意」をタップ
  • 支払いが完了し、明細が表示される⁶

実名認証

WeChat Payを使うにあたって、実名認証を求められる場合があります。

パスポート番号、携帯電話番号、パスポートの顔写真、自分の写真(セルフィー)をアップロードすると認証されるでしょう。

友達に送金する

  • 送金したい相手のチャット画面を開いて、右下の「+」アイコンをタップ
  • 表示されたメニューの「送金」ボタンをタップ
  • 送金金額を中国元(¥)で指定して「送金」をタップ
  • 金額を確認して「今すぐ支払う」をタップ
  • 6桁の「支払いパスワード」を入力(もしくはTouch ID、FaceIDで認証)
  • 相手が承認するのを待つ
  • 相手が承認したら支払い完了⁷

友達から送金を受け取る

  • WeChatで相手から金額が記載された送金のメッセージが届く
  • メッセージをタップ
  • 送金実行から24時間以内に「領収書を確認」をタップ
  • 「契約に同意」をタップ
  • 「銀行カードを追加する」をタップ
    この過程は、既にクレジットカードを登録していない場合に表示されます。クレジットカードを登録することで本人確認が完了し、送金の受け取りが可能になります。カード登録の詳しい方法は上で説明した通りです。
  • 「領収書を確認」をタップ
  • 送金がウォレットに追加される⁷

WeChat Pay以外の代替案

「中国でWeChat Payを使おうと思っていたけど、結局クレジットカードでチャージすることができなかった...」という場合も考えられます。

その場合は、代替案として、以下を検討してみてもいいかもしれません。

  • (移住予定のある人は)中国の銀行口座を開く
  • クレジットカードを使って、中国のATMで現金を下ろす
  • (現地に友人・知り合いがいる人は)中国滞在中は友人・知り合いにWeChat Payを使って支払いをしてもらい、あとからその分を日本から中国への海外送金で返す
  • Alipayなど他のサービスも検討してみる

まとめ

  • 2019年11月より、WeChat Payにクレジットカードでチャージ可能
  • しかし実際は不具合が発生し、チャージできないことも多々

WeChat Payは、理論上は中国国外のユーザーでも利用できるようになっていますが、実際は不具合が多くなかなか利用が難しいようです。

日本から中国へ海外送金を利用したい場合は、実際の為替レートでお得に送金するTransferWiseを検討してみるといいでしょう。本人確認から送金手続きまで全てオンラインで完了しますよ。

リアルレートでお得に海外送金:TransferWise🚀

TransferWise for sending money


ソース

  1. TransferWise | 安い海外送金は、これ!全38の銀行・プロバイダの手数料を徹底比較
  2. ネットでかんたんに海外送金 | TransferWiseで海外へ送金する(2020年7月23日16:31(GMT+3)
  3. The Travel Brief | How to set up WeChat Pay as a tourist without Chinese bank account (since Nov 2019)
  4. TransferWise | 海外送金にかかる手数料を比較
  5. マネ会 キャッシュレス | WeChatPay(微信支付)とは?日本人は使える?使い方や登録方法、チャージ方法など解説!
  6. UnivaPay | WeChatペイ(ウィーチャット)決済とは?使い方と導入方法
  7. Aircrafts and Travel | WeChatPay(微信支付)で友人に送金する


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