【2021】おすすめのクレジットカードを徹底比較!還元率・手数料など

Yumiko Kijima

「今年こそはクレジットカードを作りたい」「今使っているものよりもお得なカードに乗り換えたい」、そう思っている人は多いかもしれません。でも多くのクレジットカードの中からどれを選んだらいいのか、悩みますよね。

この記事では、年会費やポイント還元率、海外での利用時の手数料などに注目しておすすめのカードを紹介していきます。クレジットカードを作る際は、自分のニーズをよく把握することが重要です。そのうえで、自分に最適なものを選びましょう。

カードを選ぶ前に...クレジットカードの「ポイント還元」って何?

クレジットカードを選ぶ際によく目にする「ポイント還元率」。実はよく意味がわからないという人も多いのではないでしょうか。

例えば、ポイント還元率が1%のカードの場合、100円の買い物をしたら1円相当のポイントがつくということを意味します。日本の多くのクレジットカードのポイント還元率は、0.5%から1%程度に設定されています。

また、クレジットカードによっては、特定の場所で買い物をすると通常よりもさらに多くのポイントがつくように設定されているものもあります(例:三井住友カードなら、マクドナルドではポイントが5倍つくなど)。

貯めたポイントの使い方は、クレジットカードによって異なるので、それぞれ調べるようにしましょう。大抵はカードの会員サイトやアプリで確認することができます。

おすすめクレジットカード5選

楽天カード

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楽天ユーザーに最適!モバイル決済との相性も◎

楽天市場や楽天モバイルなどの楽天サービスを利用することが多い人に、おすすめなのが楽天カードです。年会費無料で、常に1%のポイント還元を受けることができます。¹

特徴まとめ
  • 通常ポイント還元率1%でお得
  • 楽天銀行口座をカードの引き落とし先に指定するとさらにお得に
  • 楽天ペイのチャージに利用可能
  • 楽天Edy機能つきで、楽天カード1枚でクレジット機能と電子マネー機能を兼ねる
  • 貯まったポイントは、月々の支払いや楽天ポイントカード・楽天ペイ加盟店で使える。楽天Edyに交換して使うことも可能(1ポイント→楽天Edy1円分)
項目説明
年会費無料
還元率1.00%
ポイントプログラム基本100円利用ごとに1ポイント(1円相当)が貯まる。楽天グループサービスの使用でさらにポイントが貯まる(楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスなど)。
ATM手数料²1万円以下:110円1万円超:220円
海外利用/外貨を支払う³カードブランドが定めるレートに1.60~2.00%の海外事務手数料がかかる(JCB:1.60%、Mastercard・Visa:1.63%、American Express:2.00%)
保険・補償海外旅行傷害保険(日本出国前にツアー旅行の代金をカードで支払った場合のみ)、カード盗難保険
カードブランドVisa、Mastercard、JCB、American Express
Apple/Google PayApple Pay、Google Pay共に対応

イオンカード(WAON一体型)

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毎日のイオンの買い物がお得に!さらにWAON一体で便利

イオン銀行のクレジットカードと電子マネーWAONが一体になったイオンカード。イオンで買い物をすることが多い人におすすめです。イオン銀行・ゆうちょ銀行のATMを手数料無料で利用できます。⁴

特徴まとめ
  • 1枚でクレジットカードとWAONカード両方の機能通常のポイント還元率0.5%
  • イオングループの対象店舗なら、基本の2倍のポイントの還元率(1%)
  • 貯まったポイントは、商品交換やイオンのオンラインショップで利用可能
項目説明
年会費無料
還元率0.5%(ときめきポイント)
ポイントプログラム⁵クレジットカードの利用200円につき、ときめきポイント1ポイント(1円相当)付与。さらにWAON利用でWAONポイントも貯まる。ポイントが通常の2~5倍貯まる日も。
ATM手数料⁶1万円以内:100円+消費税1万円超:200円+消費税※イオン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM利用の場合は無料
海外利用/外貨を支払う⁷カードブランドが定めるレートに1.60%の海外事務手数料をプラス。
保険・補償⁸ショッピングセーフティ保険、クレジットカード盗難補償
カードブランドVisa、Mastercard、JCB
Apple/Google PayApple Payに対応

三井住友カード

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安心の三井住友。クレジットカードのスタンダード

メガバンク三井住友銀行が発行するクレジットカード。通常のポイント還元率は、0.5%ですが、セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソンとマクドナルドではポイント還元率が2%になります。2020年にはカードデザインが30年ぶりに新しくなりました¹º。他のカードと比べると、年会費が発生するのがデメリットと言えるでしょう。⁹

特徴まとめ
  • 年会費1,375円(条件付き無料)
  • 通常ポイント還元率0.5%
  • 指定店舗や「ポイントアップモール」で買い物をするとさらに貯まるよく利用するお店をあらかじめ登録しておくと、ポイント還元率が1%に
  • Visaカードにはタッチ決済機能搭載
項目説明
年会費通常 1,375円。インターネット申し込みで初年度年会費無料。また年会費割引制度あり。
還元率¹¹通常0.5%
ポイントプログラム¹¹通常利用200円当たり1ポイント還元。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでの利用は通常ポイントに加えて、ご利用金額200円につき2%ポイント還元。その他特典あり。
ATM手数料¹²1万円以下:110円1万円超:220円
海外利用/外貨を支払う¹³カードブランドが定めるレートに2.20~2.50%の海外事務手数料をプラス。
保険・補償¹⁴⁻¹⁵海外旅行傷害保険、お買物安心保険
カードブランドVisa、Mastercard
Apple/Google PayApple Pay、Google Pay共に対応

⚠️クレジットカードを外貨での支払い・海外利用する際の注意点!

クレジットカードを使って、海外通販サイトで買い物したり、海外旅行先での決済手段にしようと思っている人も多いでしょう。

外貨での支払いには、普段かかることのない「外貨取扱手数料(または海外事務手数料)」が発生するので、あらかじめ知っておきましょう。

多くのカードは、外貨取扱手数料が1.6~3.0%に設定されています。1,000ドル相当の買い物をするとしたら、16~30ドル多くかかるということ。

クレジットカード以外の選択肢として、外貨での支払い・海外利用が多い人は、Wise多通貨デビットカードを検討してみてもいいかもしれません。これは、クレジットカードではないので、保険・補償やポイント還元はありません。

Wiseデビットカードでは、外貨取扱手数料はかからず、格安の両替手数料がかかります。両替手数料は、0.60%(日本円→米ドルの場合)ほどです。1,000ドル相当の買い物をするとしたら、手数料は6ドル相当で済みます。

1つのアカウント内で50以上の通貨に両替できます。円高の時にあらかじめ円からドルにアカウント内で両替しておき、旅行先・オンラインでドルを使うという使い方もできますよ。

また、月に30,000円まで無料で海外ATMから引き出しできます。(日本国内のATMでは利用できないことに注意)

外貨での買い物が多い人、海外旅行先での買い物をお得に済ませたい人に適したデビットカードです。カード発行手数料は1,200円、年会費は無料です。

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Wise多通貨デビットカードについて詳しく🔍


オリコカード ザ・ポイント

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カードのポイント還元率が高いオリコカード ザ・ポイント

オリコカードの中でも特にポイント還元に重点を置いたのが「ザ・ポイント」。還元率は常に1%以上で、入会から6か月間は2%に設定されています。¹⁶

特徴まとめ
  • ポイント還元率が常に1%以上
  • オリコポイントは、Amazonギフト券や楽天ポイント、ANA・JALのマイルなどに交換できる
項目説明
年会費無料
還元率1%
ポイントプログラム100円の利用で1オリコポイントが貯まる。入会から6か月間は還元率が2%になるなどキャンペーンも充実。ポイントは商品や他社ポイント、マイルなどに交換可能。
ATM手数料¹⁷1万円以内:110円1万円超:220円
海外利用/外貨を支払う¹⁸カードブランドが定める為替レートに1.6~2.2%の海外事務手数料をプラス。
保険・補償紛失・盗難補償
カードブランドMastercard、JCB
Apple/Google PayApple Payに対応

ヤフーカード

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PayPay残高のチャージにヤフーカード

QRコード決済PayPayやヤフーのサービス(ヤフオク!など)を頻繁に利用する人には、ヤフーカードがおすすめ。ヤフーカードならPayPay残高を直接カードからチャージでき、またヤフーの利用でお得にTポイントを貯めることができます。¹⁹

特徴まとめ
  • PayPay残高にかんたんチャージ
  • 通常ポイント還元率1%で、Tポイントが貯まる
  • Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用でさらにポイントが貯まる
  • ヤフオク!出品時の本人確認不要²º
項目説明
年会費無料
還元率1%
ポイントプログラム100円の利用につき1Tポイントが貯まる。Yahoo!ショッピングとLOHACO利用時はさらに3%のTポイントが貯まる。
ATM手数料²¹1万円以内:110円1万円超:220円
海外利用/外貨を支払う²²カードブランドが定める為替レートに1.6~2.2%の海外事務手数料をプラス。
保険・補償²³ショッピングガード保険
カードブランドVisa、Mastercard、JCB
Apple/Google PayApple Payに対応

VIASOカード

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ポイントは自動で現金還元!ポイントを無駄にしない

VIASOカードは三菱UFJニコスが発行するカードです。貯まったポイントを自動で現金還元してくれるオートチャージ機能付きが最大の特徴です。ポイントをいちいち交換する必要がなく、面倒くさがりな人には楽ですね。²⁴

特徴まとめ
  • ポイント還元率0.5%
  • 1,000ポイント以上貯まると、引き落とし口座へ自動入金
  • 旅行代金をカードで支払うと、手続きなしで海外旅行傷害保険がついてくる
項目説明
年会費無料
還元率0.5%
ポイントプログラム²⁵1,000円利用につき5ポイント貯まる。1ポイント=1円として自動で口座に入金されるオートチャージ機能付き。VIASO eショップでの利用で最大10%の還元も。高速道路や携帯電話、インターネットプロバイダの支払いは通常のポイント2倍貯まるサービス(還元率1%に)。
ATM手数料²⁶1万円以内:110円1万円超:220円
海外利用/外貨を支払う²⁷カードブランドが定める為替レートに2.2%の海外事務手数料をプラス。
保険・補償海外旅行傷害保険(旅行代金をカードで払うと適用)、ショッピングパートナー保険
カードブランドVisa、Mastercard
Apple/Google PayApple Payに対応

まとめ

異なるメリットや特典がある6つのカードを紹介しました。自分のニーズに合わせたカードを選ぶといいでしょう。

クレジットカードを海外で利用することが多い人は、各カードの海外事務手数料も把握しておきましょう。クレジットカード以外に、Wise多通貨デビットカードという選択肢も検討してみてもいいかもしれません。1つのアカウントで50以上の通貨を同時に保有でき、格安の両替手数料でお得に外貨に両替して利用することができます。

海外通販・旅行に:Wiseデビットカード💡

Wise for sending money


ソース

  1. 楽天カード
  2. 楽天カード|ATMご利用について
  3. 楽天カード|海外決済の適用レート・手数料の確認
  4. イオンカード (WAON一体型)
  5. イオン|ときめきポイントをお買い物に使う
  6. イオンカード|ATMで利用する
  7. イオンカード|ショッピング
  8. イオンカード|付帯保険
  9. 三井住友カード
  10. 三井住友カード|カードデザイン
  11. ヒトトキ三井住友カード | 実はお得な三井住友カードのポイント還元率。貯め方と交換のコツ
  12. 三井住友カード|キャッシングとは?クレジットカードでの利用方法や金利などの注意点
  13. 三井住友カード|海外でのご利用にあたって
  14. 三井住友カード|海外旅行傷害保険
  15. 三井住友カード|お買物安心保険(動産総合保険)
  16. Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)
  17. オリコ カード ザ ポイント|キャッシングのご利用方法
  18. オリコ カード ザ ポイント|海外でカードを使った時の換算レート・換算日を教えてください。
  19. ヤフーカード
  20. ヤフオク!をヤフーカードでお得に使う
  21. ヤフーカード|国内の利用(CD・ATM)
  22. ヤフーカード|海外でのご利用について
  23. ヤフーカード|カード付帯保険・補償サービス
  24. VIASOカード
  25. NICOSカード ポイントをためるコツ
  26. NICOSカード ATM・CDのご案内
  27. NICOSカード 海外でのご利用方法


*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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