おすすめの海外送金方法は?レート、速さ、便利さ比較!

Yumiko Kijima
21.04.20
この記事は1分で読めます

グローバル化が進む今日、海外にお金を送る方法・サービスも多様化しています。では、数ある国際送金サービスのうち、どれが一番おすすめなのでしょうか?為替レート・速さ・手軽さなどの観点から比較し、あなたに最適な海外送金の方法を提案します。


日本からアメリカの口座へ10万円送金する場合にかかる手数料の比較(手数料は送金人負担)

銀行/プロバイダ 送金手数料 為替レート 合計コスト
ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行¹ 7,500円(窓口)/3,000円(ゆうちょダイレクト) 為替手数料が上乗せされたレート 7,500円/3,000円+為替手数料
みずほ銀行 みずほ銀行 ² 8,500円(送金手数料)+2,500 円 (コルレス先支払手数料) 為替手数料が上乗せされたレート 11,000円+為替手数料
TransferWise TransferWise 132円+0.63% 実際の為替レート 758円 送金する

(2020年4月21日更新)

このように、海外送金にかかる手数料はプロバイダによって大きく変わってきます。しかし手数料だけが海外送金サービスの良し悪しを決めるわけではありません。自分のニーズに最も合った方法を選ぶために、以下では

1)レートで選ぶなら、2)速さで選ぶなら、3)手続きの簡単さから選ぶなら 

の3つの場合でそれぞれオススメの海外送金方法を紹介して行きます。

銀行の最大8倍安く海外送金:TransferWise🚀

レートを重視する場合は、為替手数料無料のTransferWiseがおすすめ

レートを重視して選ぶ場合は、TransferWise(トランスファーワイズ)がおすすめです。TransferWiseを使えば、常に実際の為替レートで送金することができます。

送金手数料の安さが魅力的なプロバイダでも、レートを考慮した上で判断する必要があります。

例として、安い送金手数料で有名な海外送金プロバイダ「SBIレミット」とTransferWiseでの海外送金を比較してみましょう。

<ブラジルの銀行口座に3500BRL(約10万円)を送る場合>

ブラジルの受取人が3500BRLを受け取れるようにするためにかかる送金手数料は、SBIレミットの送金手数料は1,300円³、TransferWiseの送金手数料は1,691円となります。しかしこれだけで「SBIレミットの方が安い!」と決めつけてはいけません。SBIレミットは1JPY=0.033939BRLという独自の為替レートを採用しています⁴。一方、TransferWiseが使用する実際の為替レートでは1JPY=0.03522BRLです。(レートの確認は、どちらも2019年3月29日12:26(GMT+2)時点。)

これはどういうことかというと、

SBIレミット:

3500BRLを送金したい→ 3500BRL÷0.033939BRL/JPY ≒ 約103,127JPY

SBIレミットの為替レートでは、3500BRLは約103,127円となり、それにさらに送金手数料1,300円を足すと、合計で104,427円が必要ということになります。⁵

TransferWise:

3500BRLを送金したい→ 3500BRL÷0.03522BRL/JPY ≒ 約99,375JPY

TransferWiseの為替レートでは、3500BRLは約99,375円となり、それにさらに送金手数料1,690円を足すと、合計で101,065円が必要ということになります。⁶

つまり為替レートも考慮すると、TransferWiseの方が、最終的な必要送金額は安く済むことがわかりますね。

SBIレミットに限らず、多くの海外送金プロバイダや銀行は為替手数料を含んだ為替レートを使用しています。為替手数料とは、通貨の両替が行われる際に引かれる手数料のことです。多くの銀行は初めから為替手数料が含まれた額を為替レートとして提示しているので、一体どれくらいの額が為替手数料として引かれているのかが分かりにくくなっています。

TransferWiseは実際の為替レートを採用しており、為替手数料はかかりません。気付かないうちに手数料が引かれていたということもなく、安いだけでなく、透明性が高い送金方法であるとも言えます。送金シミュレーションをして、手数料をどれだけ節約できるか確認してみましょう。

より速く海外送金をしたい場合は、現金支払い・受け取りの海外送金サービス(Western Union、SBIレミット)がおすすめ

「急いでいて、できるだけ速くお金が届くようにしたい!」という場合は、銀行口座間の海外送金ではなく、現金送金・現金受け取りの送金方法を利用することがおすすめです。現金で国際送金ができるサービスとしては、SBIレミットやウエスタンユニオンなどがあります。

SBIレミットは、国際的送金ネットワークのサービスを行なっている会社マネーグラム (MoneyGram) と提携しているため、海外送金に特化しており、充実した送金方法の中から自分になったものを選んでお金を送ることができます。数10分~数時間で相手に入金されるため、急いでいる場合は最適です。

アメリカに本社を置くウエスタンユニオンは、日本でもセブン銀行、大黒屋、ファミリーマートなどと提携して数多くの取扱窓口を持っており、数分という短い時間で送った金額が相手に届くので便利ですね。

しかし、これらの方法は高額の送金には向いていないかも知れません。なぜなら、

⑴高額のお金を現金でやり取りするのには、不安がつきものです。

⑵これらの送金サービスも為替手数料を上乗せしたレートを採用しています。つまり、送金する額が高くなるほど、為替手数料で損をすることも多くなるのです。

手続きをオンラインで済ませたい場合は、TransferWise、楽天銀行、SBIレミットがおすすめ

忙しくてなかなか窓口に行ける時間が取れない、面倒な手続きをできるだけなくしたい、と思う人も多いかと思います。そんな場合は、オンライン上ですべての手続きが完了する国際送金サービスを選択することがおすすめです。銀行の中にもインターネットバンキングで送金ができる場合もありますが、おすすめなのは楽天銀行などのネット銀行、SBIレミット、またはTransferWiseの利用です。

楽天銀行

楽天銀行は、海外送金の手続きがネットで完結する点、取り扱い通貨は60以上・200か国以上の国と地域に送金ができる点が魅力的です。

  • 楽天銀行を利用して海外送金するには、楽天銀行の口座を持っている必要があります。まずはウェブサイトから楽天銀行の口座開設を申し込みましょう。⁷

  • その後、2−3営業日で、口座開設用の郵便物が届きます。

  • 口座にログインしたら、海外送金を含むサービスを利用するために必要なマイナンバーや本人確認書類を登録しましょう。認証完了まで3−7営業日かかります。⁸

  • インターネットで自分の口座のページにログインし、海外送金を申し込みます。

  • 2−5営業日で海外送金の審査・登録が完了したら、実際に海外送金サービスを利用できるようになります。

このように、楽天銀行で国際送金を行うには、事前に申し込みが必要です。すでに楽天銀行の口座を持っていて本人確認も済んでいる人には便利ですが、口座を持っていない場合、実際に海外送金できるまで約1〜2週間かかることになるので、注意が必要です。

SBIレミット

上記でも紹介したSBIレミットも、インターネットの手続きだけで送金を完了させることができます。

  • ウェブサイト上で会員登録。 

  • 1週間後にウェルカムパッケージが郵送で届きます。

  • パッケージ内に入っている仮ログインパスワードを使って、会員サイトにログインして、会員登録を完了させます。

  • SBIレミットが指定する銀行口座に送金資金を振り込みます。

  • 資金の振り込み後、会員サイトから受取人の情報を入力して海外送金依頼を行います。

このような流れで、窓口などに出向く必要なく海外送金ができます。しかし会員登録から実際に送金ができるまでに1週間程度かかる点などは若干不便かもしれません。また、SBIレミットでは、銀行口座宛に送金できる国がアジア諸国とブラジル・ペルーの計11か国に限られています(その他の国は現金受取のみになります)。⁹¹º

TransferWise:オンラインで手続きが完結する海外送金サービス

TransferWiseは世界で400万人以上の利用者数を誇るオンライン国際送金サービスです。インターネット上ですべての手続きが完了するので、便利で手軽に海外送金が行えます。

  • まずはTransferWiseのウェブサイトから、アカウントを開設します。

  • 個人のページにログインし、送金額と送金通貨を指定します。

  • 自分の口座情報、受取人の口座情報を入力します。

  • 本人確認書類をアップロードします。(認証完了まで最大2営業日)

  • TransferWise Japanの銀行口座に送金額と送金手数料の合計を振り込んで送金完了です。

楽天銀行やSBIレミットと違い、初めての送金で、送金額が10万円以下であれば、アカウント認証は全てオンラインで完結するのがポイントです。郵送の手続きがないので、アカウント開設から送金まで、最大でも2営業日しかかかりません。

TransferWiseの仕組み

TransferWiseの手数料の安さの理由は、その仕組みにあります。TransferWiseは、

「送金者が自国のTransferWise口座に送金額を入金→TransferWiseが受け取り人の国に持つ口座から、受け取り人の口座に入金」

という新しい海外送金方法を採用しており、国際送金サービスでありながら、実際のお金の移動は国境を越えていません。そのため、海外送金をより安く、より速くできるのです。またTransferWiseは常にリアルタイムの為替レートを採用しているので、為替手数料も一切かかりません。

「聞こえは良いけど、なんだか心配だな…」と思う方もいるかと思いますが、TransferWiseは関東財務局へ資金移動業者として登録していて、資金は100%日本の法務局に保全されています。世界中での毎月の利用額は30億ポンド(日本円で約4160億円)を上回っており、国際的にメジャーな送金方法であるといえますね。

TransferWiseについてより詳しく知りたい方は、こちら

以上、レート・速さ・便利さの3点に注目して、様々な海外送金方法を比較してみました。国際送金を取り扱うプロバイダや銀行は、それぞれに利点の欠点があり、どの方法が一番良いかは一概には言えません。そのため、各々の方法を比較し、自分のニーズに最もよく合ったものを選択する必要があります。

レート・スピード・簡単さのバランスにおいて、TransferWiseが気になった方は、ぜひ一度シミュレーションをしてみて、どれだけ手数料が節約できるのか見てみるといいでしょう。


ソース
1.https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2019/news_id001426.html
2.https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/fee_forex_individual.html
3.https://www.remit.co.jp/exchangeratecommission/commission/
4.https://kumiai.remit.co.jp/exchange/ (2019年3月29日12:26(GMT+2)時点)
5.https://kumiai.remit.co.jp/exchange/simulation.php (2019年3月29日12:26(GMT+2)時点)
6. https://transferwise.com/jp (2019年3月29日12:26(GMT+2)時点)
7. https://www.rakuten-bank.co.jp/geo/remittance/service/#anchor-05
8. https://www.rakuten-bank.co.jp/guide/mynumber.html
9. https://www.remit.co.jp/service/flowindividual/
10. https://www.remit.co.jp/sendremittance/method/internet/


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